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43 パリ[3]

パリ──サステイナブル・デザインを探る

2003年資源循環プロジェクトでオスマン様式建築の保存・解体現場調査等のために15年ぶりにパリを訪れた。調査研究の傍ら、資源循環社会に於ける建築デザイン(サステイナブル・デザイン)を探った。時代時代を代表する歴史的建造物が現代に息づいて存在するパリはサステイナブル・デザイン探訪に最適な街であった。
パリは時の施政者がその時代の気鋭の建築家を起用し建造物や都市計画を建造してきた結果、都市自体を建築博覧会場化し、私たちを楽しませる。施政者の都市景観へのかかわりはルイ15世時代から顕著になり、ナポレオン3世とオスマンによる大改造で今のバロック的都市計画の骨格が築かれている。19世紀後半からの万博時代、1970年代のポンピドゥー・センター、そして最近ではグラン・プロジェに、その姿勢は変わらず引き継がれ、近代から現代にかけての傑作も揃っている。
前回訪れた80年代後半はポストモダンがもてはやされるなか、ミッテランという強力な推進者によりグラン・プロジェが開始されていた。また、ル・コルビュジエの作品をいくつか訪れたが、当時はひっそりと目立たない存在でようやく探し出した。そんな時代であった。
15年後の今回紹介するル・コルビュジエの2作品は今、パリの建築観光ルートのひとつとして入念な改修と適切な維持管理で宝石のように輝き、世界中からの人であふれていた。
現代建築群のグラン・プロジェの2作品、18世紀末に登場したパサージュやギャルリ等を回ったが、15年の短い期間でありながら建築への評価が変化していく様を体感した。



[撮影者:八木晴之(積水ハウス、NPO地域再創生プログラム)]

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pic  ドミニク・ペロー《フランス国立図書館》 [1] [2] [3] [4] [5]

pic  ル・コルビュジエ《ラ・ロッシュ-ジャンヌレ邸》 [1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8]

pic  ル・コルビュジエ《サヴォア邸》[フランス・ポアシー]
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pic  レンゾ・ピアノ《リュ・ドゥ・モ集合住宅》 [1] [2] [3] [4]

pic  フランソワ・マゾワ《パサージュ・ショワジュール》

pic  J・ビロー《ギャルリ・コルベー》

pic  フランソワ・ジャン・ドラノワ《ギャルリ・ヴィエンヌ》 [1] [2] [3]

pic  クリスチャン・ド・ポルザンパルク《ラ・ヴィレット音楽都市》 [1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9]

pic  ベルナール・チュミ《ラ・ヴィレット公園》 [1] [2] [3]

pic  アドリアン・ファンシルベール《ラ・ヴィレット科学・産業都市博物館》 [1] [2] [3] [4]

pic  コンコルド広場からのエッフェル塔 [1] [2]


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