201802

戦術的アーバニズム、Wiki的都市──場所と非場所のタクティカル・アーバニズム


戦術的アーバニズム、Wiki的都市──場所と非場所のタクティカル・アーバニズム
2017年3月号の特集「タクティカル・アーバニズム──都市を変えるXSサイズの戦術」につづき、21世紀の都市空間の新しいかたち、それを生み出すための方法論について考えます。アーティスト─NPO─企業─行政などのタクティシャンによる、無許可・ゲリラ─許可・認可の都市空間改変、計画学的マトリクスに加え、情報工学からも空間改変技術を使ったWiki的都市構想が立ち上がり始めています。
今回の特集では、昨年のタクティカル・アーバニズム特集に情報工学という第3項を加え、それらの連続性/非連続性とともに、方法論の多様性を拓きたいと思います。

都市を変えるいくつもの戦術的方法論
──アイデア、スケール、情報工学

泉山塁威(東京大学/ソトノバ)+笠置秀紀(建築家)+竹内雄一郎(Wikitopia)

シリコンバレーの解決主義

エフゲニー・モロゾフ(作家、リサーチャー)

何かをハックすること

元木大輔(建築家、DDAA主宰)

201803|次号予告
復興からの創造(仮)
2011年3月11日から7年が経過します。東日本大震災による津波が三陸地方を襲ったように、自然災害はしばしば同一地域で繰り返し発生してきました。災害が繰り返す地域では、定期的な復興が社会を持続させるプログラムとして存在し、単に社会を元の状態に戻すばかりでなく、新たな社会や文化を創造することにも寄与してきました。本特集では、復興からの創造の意義を、工学だけでなく、人文学の側面からも捉えるとともに、現代社会においてそれを生みだす条件について考えます。
特集は、建築史・都市史の立場から三陸沿岸地域で研究を行なってきた林憲吾氏と岡村健太郎氏、文芸批評家の福嶋亮大氏と哲学者の鞍田崇氏の4名による座談、饗庭伸氏(首都大学東京)、西芳実氏(京都大学)による論考、そして淺川敏氏の写真「大槌 20180127‐28」」で構成します。
特集一覧

PICK UP

戦後空間の萌芽としての民衆論・伝統論(戦後空間シンポジウム01 民衆・伝統・運動体)

鳥羽耕史、ケン・タダシ・オオシマ、日埜直彦、青井哲人(シンポジウム企画・進行)+

都市を変える? 都市でつくる?──403architecture [dajiba]『建築で思考し、都市でつくる/Feedback』×モクチン企画『モクチンメソッド:都市を変える木賃アパート改修戦略』

403architecture [dajiba](彌田徹、辻琢磨、橋本健史)+モクチン企画(連勇太朗、川瀬英嗣)+藤村龍至(建築家)

「ジャパンネス」展(ポンピドゥ・センター・メス) ──建築の展覧会はいかに成立するか

今村創平(建築家、千葉工業大学教授)

「『道』を育てる」が意味すること
──アーティストならではの新たな都市論

保坂健二朗(東京国立近代美術館主任研究員)

1000年後のBuildinghoodに参加する
──中谷礼仁『動く大地、住まいのかたち』評

島田陽(建築家)

内戦で失われた建築資料を掘り起こす
──展覧会「新クメール建築と日本」

岩元真明(九州大学助教)

全球近代建築史に向けて

岡村健太郎+クスニェソフ・ドミトリー

千年村プロジェクト中間報告座談会

中谷礼仁+石川初+福島加津也+元永二朗+佐々木葉+土居浩

佐々木睦朗 構造デザインの射程
──せんだいメディアテークからの20年

伊東豊雄(建築家)+小野田泰明(建築計画者)+小西泰孝(構造家)+佐々木睦朗(構造家)
モデレーター=難波和彦(建築家)

不寛容化する世界で、暮らしのエコロジーと生産や建設について考える(22人で。)

塚本由晴(建築家、アトリエ・ワン主宰)+中谷礼仁(歴史工学家)

SERIAL

TOKYOインテリアツアー 外部サイトに移動します 学ぶこととつくること “ケンチク”・イン・ヨーロッパ──日本人建築家作品を訪ねる100日紀行 建築理論研究会 現代建築家コンセプト・シリーズ No.18 <!--03-->Think about New 連載一覧
INDEX|総目次 NAME INDEX|人物索引
『10+1』DATABASE

INFORMATIONRSS

ミサワホームAプロジェクト テクトニクスの現在形──新しい建築の風(新宿区・2/26)

いま、時代が大きく変わろうとしています。人口が減少し、少子高齢化が進み、AIやVR,そして自動運...

建築情報学会キックオフ準備会議第1回(目黒区・3/5)

「建築情報学会」の立ち上げに際し、キックオフグループメンバーによる全5回の準備会議を開催します。...

ウェブサイト『建築討論』リニューアル

日本建築学会の建築討論委員会が主宰するメディア『建築討論』が、月刊のウェブサイトとしてリニューアル...

一番小さな交流のかたち・茶室 作品展示・公開審査(神奈川県・2/23-2/25)

全国からデザイン茶室を公募し「一番小さな交流のかたち」をデザインします。優秀作品3点を馬車道駅構内に...

写真都市展 ―ウィリアム・クラインと22世紀を生きる写真家たち―(港区・2/23-6/9)

21_21 DESIGN SIGHTでは、2018年2月23日より企画展「写真都市展 −ウィリア...

SUMAIセミナーPART26 第3回「愛着ある住まいをつくる~マドリではないプランニングとは~」(新宿区・2/17)

住宅は機能的であることはもちろんですが、そこに楽しくすごせるしかけやその土地だからこそ成立する計画...

Architalk~建築を通して世界をみる(港区・2/16)

「建築の未来を考えていたら、考古学に辿り着きました。遠い過去の場所の記憶が、建築を未来へとつなげて...

空間デザイン機構シンポジウム「空間デザインの新時代に向けて」(文京区・2/15)

私達は空間デザインの活動を国内外により強く発信し、文化的価値の向上、社会資産としての解像度向上のた...

とよた女性建築士展「ほっとする家」'18(愛知県・2/7-2/11)

愛知県豊田の女性建築士・地域建築士の日ごろの活動の成果に関するパネル展示。女性建築士ならではの経験...

福井県建築工業会 新春建築講演会[講師:内藤廣氏](福井県・2/6)

水月湖年縞研究展示施設(仮称/施工中)展示棟・研究棟の実施設計やえちぜん鉄道福井駅舎のデザインを手掛...

建築家講演会 島田陽「住居に想うこと」(愛知県・2/3)

名古屋名東支部では毎年建築家をお迎えして講演会を開催しています。 今年度はこれまで数々の住宅建築を手...

竣工直前展/中川エリカ建築設計事務所(港区・1/27-3/10)

中川エリカ建築設計事務所による個展。2018年3月に竣工予定の2つのプロジェクトA・Bについて、設計...

en[縁]:アート・オブ・ネクサス(港区・1/24-3/18)

第15回ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展(2016年5月28日 〜 11月27日)において日本館の...

トークイベント「弘前から世界へ〜美術館が開く創造性と可能性〜」(青森県・2/10)

2020年、弘前市にオープン予定の美術館を核とした文化交流施設の開館準備事業第一弾として、トーク...

美術家・小沢剛講演会(神奈川県・1/16)

千葉市美術館で個展「不完全:パラレルな美術史」を開催中の美術家・小沢剛さんを招 き、講演会を開催...

展覧会「織物以前 タパとフェルト」(中央区・12/7-2/24)

タパとフェルトは、身近にある植物や羊毛を使い人々の手を介して生み出されてきた原初の布です。それら...

展覧会「くまのもの 隈研吾とささやく物質、かたる物質」(千代田区・3/3-5/6)

国内外で膨大なプロジェクトを抱えつつ疾走する世界的建築家、隈研吾(1954〜)。古今東西の思想に...

ワークショップ 「美術館ってどんな音 つくって鳴らそう建築楽器」(京都・2/11)

石や鉄、ガラスの音を聞いたことがありますか?カンカン・コンコン、どんな音がするでしょう。多彩な素...

建築学生ワークショップ伊勢2018 開催記念説明会・講演会(東京・5/10、京都・5/17)

全国の建築学生が合宿にて制作を行う「建築学生ワークショップ」を、2018年は8/28(火)−9/...

東京駅で建築講座(千代田区・2/16-18)

東京ステーションギャラリーは日本の近代建築を象徴する東京駅丸の内駅舎で活動する美術館として、これ...

紙の上の建築 日本の建築ドローイング1970s - 1990s(文京区・10/31-2/4)

建築におけるドローイングとは、一般的には「図面」のことです。その中にはスタディのためのスケッチから...
建築インフォメーション

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201801

ブック・レビュー 2018

歴史叙述における「キマイラの原理」
──カルロ・セヴェーリ『キマイラの原理』、ティム・インゴルド『メイキング』ほか

田中純(表象文化論)

カルロ・セヴェーリ『キマイラの原理──記憶の人類学』(水野千依訳、白水社、20...

オブジェクトと寄物陳志
──ブリュノ・ラトゥール『近代の〈物神事実〉崇拝について』、グレアム・ハーマン『四方対象』ほか

清水高志(哲学)

思想、哲学の分野で、僕にとって今年(2017)に起こった忘れがたい出来事は、ブ...

中動態・共話・ウェルビーイング
──國分功一郎『中動態の世界』、安田登『能』ほか

ドミニク・チェン(情報学研究者)

今年の4月に大学で研究室を構えてから、久しぶりに大量の本を日常的に購入する生活...

器と料理の本
──鹿児島睦『鹿児島睦の器の本』ほか

杉戸洋(美術家)

2017年夏の東京都美術館での個展「とんぼ と のりしろ」をやり終え、戻ってき...

21世紀に「制作」を再開するために
──ボリス・グロイス『アート・パワー』、中尾拓哉『マルセル・デュシャンとチェス』ほか

池田剛介(美術家)

マルセル・デュシャンの《泉》、2017年はこの男性用小便器がニューヨークの展覧...

ミクソミケテス・アーキテクチャー
──『南方熊楠──複眼の学問構想』ほか

辻琢磨(建築家、403architecture [dajiba])

松居竜五『南方熊楠──複眼の学問構想』(慶應義塾大学出版会、2016) 201...

「建物」を設計している場合ではない──Samantha Hardingham『Cedric Price Works』、久保田晃弘『遥かなる他者のためのデザイン』ほか

連勇太朗(建築家、NPO法人モクチン企画代表理事)

環境が複層化・複雑化する時代の建築(家) 「環境」そのものの様態が急速に複雑化す...

シークエンシャルな建築経験と(しての)テクスト
────鈴木了二『ユートピアへのシークエンス』ほか

小澤京子(表象文化論)

鈴木了二『ユートピアへのシークエンス──近代建築が予感する11の世界モデル』(...

歴史の修辞学から建築へ
──ヘイドン・ホワイト『メタヒストリー』、マイケル・ディラン・フォスター『日本妖怪考』ほか

米田明(建築家)

[1]ヘイドン・ホワイト『メタヒストリー──19世紀ヨーロッパにおける歴史的想...

中動態の視座にある空間
──國分功一郎『中動態の世界』ほか

金野千恵(建築家)

ケア空間に携わるなかで この2-3年で、高齢者や子どもを中心とする利用者の生き...

建築理論の誕生、建築家の声に──『磯崎新と藤森照信の「にわ」建築談義』、『内田祥哉 窓と建築ゼミナール』ほか

貝島桃代(建築家、アトリエ・ワン)

「ブックレビュー2018」では、建築家の声を記録した本について考えてみたい。ここ...
201712

建築情報学へ

建築情報学とは何だろうか

池田靖史(建築家、慶應義塾大学SFC教授)+豊田啓介(建築家、noiz主宰)

契機 豊田啓介──「建築情報学」とは、建築をデジタル技術による広がりの先に再定...

情報化による「建築評価」の可能性

角田大輔(日建設計DDL室長代理)

情報の深層から考える 建築情報学と聞いて何をイメージするのだろうか? 現段階で...

MISC. DATA
──情報以前の「雑多な質」を扱うために

木内俊克(建築家、東京大学大学院工学系研究科建築学専攻助教)

建築情報学会の立ち上げの議論に関わることになって真っ先に考えたのは、そもそも建...

これからの建築家に求められるもの

新井崇俊(東京大学生産技術研究所特任助教、hclab.)

建築情報学の確立のために 「建築情報学」という視点から建築を体系化し、「建築情...

情報応用造形学のススメ
──情報技術を利用したジオメトリ操作

堀川淳一郎(建築系プログラマー)

情報技術の発達とともに、建築という分野のジオメトリの扱いに対する優位性は失われ...

BIMの定着に必要なこと

石澤宰(竹中工務店東京本店設計部課長)

筆者の所属する竹中工務店は設計施工を得意とする会社である。そのなかで建築設計や...

PICK UP > 都市を変える? 都市でつくる?──403architecture [dajiba]『建築で思考し、都市でつくる/Feedback』×モクチン企画『モクチンメソッド:都市を変える木賃アパート改修戦略』

403architecture [dajiba](彌田徹、辻琢磨、橋本健史)+モクチン企画(連勇太朗、川瀬英嗣)+藤村龍至(建築家)

fig.1──403architecture [dajiba]『建築で思考し、...

PICK UP > 「ジャパンネス」展(ポンピドゥ・センター・メス) ──建築の展覧会はいかに成立するか

今村創平(建築家、千葉工業大学教授)

ポンピドゥ・センター・メスにて、現在「Japan-ness: Architect...
201711

庭と外構

庭園と建築、その開放

門脇耕三(建築家)

ふたつの庭園の形式から 庭園の形式を手がかりに、現代の建築について論じた短い文章...

庭的なるもの、外構的なるもの
──《躯体の窓》《始めの屋根》《桃山ハウス》から考える

中川エリカ(建築家)+増田信吾(建築家)

《躯体の窓》《始めの屋根》《桃山ハウス》解題 編集──「10+1 website...

市街化調整区域のBuildinghood

中谷礼仁(歴史工学家)

村と東京 都市化を免れた日本の農村地域に行くと、いたるところに良質な環境がある。...

PICK UP > 「『道』を育てる」が意味すること
──アーティストならではの新たな都市論

保坂健二朗(東京国立近代美術館主任研究員)

1 道へのオブセッション そのDMはこう始まっていた。 この度、平成29年度よ...

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  • パブリック・トイレのゆくえ
  • TOKYOインテリアツアー
  • 建築系ラジオ r4
  • Shelter Studies
  • 再訪『日本の民家』 瀝青会
  • TRAVEL-BOOK: GREECE
  • 4 DUTCH CITIES
  • [pics]──語りかける素材
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