PHOTO ARCHIVES

181 イタリア諸都市──ミラノ、ローマを中心に(前半)

181 イタリア諸都市──ミラノ、ローマを中心に(前半)

毎年4月に開催されるミラノサローネに合わせて、ミラノ市街各所ではフォーリサローネが開催されるのだが、そこに大学の仲間たちとともに作品を出展する機会を得たため、2015年の4月半ばに2週間ほどイタリアに滞在した。この旅ではミラノやローマを中心として五つの都市へ訪れることができ、その際に撮影した写真を2回にわたって紹介する。

キリスト教の最大教派・カトリックの総本山であるヴァチカンをローマに内包し、また大多数の国民がカトリックを信仰しているイタリアでは、都市の中にいくつもの教会があり、大聖堂を中心に街が形成されていることが多い。その国土は南北に長いため、緯度の高い北部の都市は明るい時間が日本と比べて非常に長く、訪れた当初はやはり違和感があった。しかし、気候は日本に似て温暖で四季もあるため、慣れてしまえば日本人にとっても非常に過ごしやすい国であると思う。
サローネ会期中の空き時間にはミラノを拠点としてトリノ、ヴェネツィア、フィレンツェといった北部の都市をまわり、会期後は南下してローマを訪れた。私にとって初めての海外であっただけにつねに少なからず不安があったが、初めて見る異国の地の風景は、どこをとっても目を奪われるようなものであった。とくに教会等の宗教建築においては、繊細な装飾による荘厳な雰囲気にただただ圧倒されるばかりであった。
今回の旅の主目的は作品の展示と来場者への案内であったため、拠点としていたミラノでも観光にそれほど時間をかけることはできず、ローマでは3日間、その他の3都市においてはそれぞれ半日から1日程度の滞在という強行的な旅であり、さまざまを見落としがちであったと思う。しかし、初めての異国の地であっただけに、短い期間ながらもこれまでにない体験ができた2週間であった。
なお今回は、ミラノ、トリノ、フィレンツェでの写真から103点を掲載する。



[撮影者:沖山颯(武蔵野大学環境学部)]

→ 「公開の原則と著作権について」

pic  ミラノ大聖堂

pic  ジュゼッペ・メンゴーニ《ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世のガッレリア》

pic  ドナト・ブラマンテ《サンタ・マリア・プレッソ・サン・サティロ教会》

pic  アルベルト・ファーヴァ《ミラノ中央駅のトレイン・シェッド内部》

pic  シーザー・ペリ《ウニクレディト・タワー》

pic  ステファノ・ボエリ《垂直の森》

pic  ファビオ・ノヴェンブレ《カーザ・ミラン》

pic  ウリッセ・スタッキーニ《サン・シーロ(スタディオ・ジュゼッペ・メアッツァ)》

pic  ミラノの街並

pic  カルロ・モレッロ《サヴォイア家の王宮と王宮武器庫》

pic  フィリッポ・ユヴァッラ《マダマ宮殿(市立古典美術館)》

pic  アレッサンドロ・アントネッリ《モーレ・アントネリアーナ》

pic  フォスター・アンド・パートナーズ《キャンパス・ルイジ・エイナウディ》

pic  ポルタ・スーザ駅

pic  ジョルジェット・ジウジアーロ《ユヴェントス・スタジアム》

pic  トリノの街並

pic  サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂

pic  レオン・バッティスタ・アルベルティ《サンタ・マリア・ノヴェッラ教会》

pic  フィリッポ・ブルネレスキ《サン・ロレンツォ教会》

pic  オルサンミケーレ教会

pic  アルノルフォ・ディ・カンビオ《ヴェッキオ宮殿》

pic  アルノ川とヴェッキオ橋

pic  フィレンツェの街並

 


このエントリーをはてなブックマークに追加

前の記事:182 イタリア諸都市──ミラノ、ローマを中心に(後半)
次の記事:180 ドバイ及び周辺国
Photo Archives|五十嵐太郎

INFORMATIONRSS

SPACE DESIGN TOOL BOX VOL.1 「空間デザインの道具箱」(渋谷区・11/21)

「空間デザイン」をもっと面白くするための道具や知恵を集めて、共有したい! 働く空間は、オフィスだけ...

保存再生学特別研究会「20世紀建築遺産の積極的保存活用に向けて」(千代田区・11/9)

都市内には、日々使い続けられている20世紀建築が多数存在するが、それらの保存活用における課題、それ...

上妻世海『制作へ』刊行記念トークイベント 上妻世海×門脇耕三×木内俊克(千代田区・11/30)

『制作へ』の表題論考「制作へ」は一種の身体論であり、身体拡張論である。制作を通じて身体を〈作品〉...

分離派100年研究会 連続シンポジウム第5回「分離派登場の背景に見る建築教育と建築構造」(文京区・11/3)

分離派建築会(1920年 東京帝国大学卒業・結成)を、日本の近代建築におけるモダンデザインの鼻祖と...

東京大学HMC企画研究「学術資産としての東京大学」/シンポジウム「本郷キャンパスの形成とそれを語る学術資産」(文京区・10/28)

本シンポジウムでは、2018年6月に出版された東京大学キャンパス計画室編『東京大学本郷キャンパス――...

ケンチクトークセッション「都市のパブリックをつくるキーワード」(港区・9/24、11/18)

建築家が公共的な建築に取り組むとき、どんなことを考え、何を理想としているのでしょう。 1985年に...
建築インフォメーション
Twitter Feed
ページTOPヘ戻る