ISSUE

独立した美術・批評の場を創出するために

五十嵐太郎(東北大学教授、建築史、建築批評)+鷲田めるろ(キュレーター)

いまこそ「トランスディシプリナリティ」の実践としてのメディアを
──経験知、生活知の統合をめざして

南後由和(明治大学情報コミュニケーション学部専任講師、社会学、都市・建築論)+貝島桃代(筑波大学准教授、建築家、アトリエ・ワン)

リサーチとデザイン
──ネットワークの海で建築(家)の主体性と政治性を問う

青井哲人(建築史・建築論、明治大学教授)+連勇太朗(建築家、モクチン企画代表理事、@カマタ共同代表)

グラデュアリズム──ネットワークに介入し改変するための方策

谷繁玲央(東京大学大学院)

アーバニズム、建築、デジタルデザインの実践とグラデュアリズム

中島直人(都市計画研究者、東京大学工学部都市工学科准教授)+秋吉浩気(メタアーキテクト、VUILD)+中村健太郎(建築理論家、モクチン企画)+谷繁玲央(東京大学大学院)

『建築を政治的なものに変える5つの方法──設計実践の政治序説』イントロダクションより

アルベナ・ヤネヴァ(建築理論家)

ポストモダンの非常出口、ポストトゥルースの建築
──フレドリック・ジェイムソンからレザ・ネガレスタニへ

仲山ひふみ(批評家)

建築の制作論的転回〈前編〉

能作文徳(建築家)+川島範久(建築家)+上妻世海(文筆家、キュレーター)

建築の制作論的転回〈後編〉

能作文徳(建築家)+川島範久(建築家)+上妻世海(文筆家、キュレーター)

生環境構築史の見取り図

松田法子(建築史、都市史)

建築のそれからにまつわるArchitects

乾久美子(建築家)+中山英之(建築家)

シン・ケンチク

青木淳(建築家)

なぜそこにプーさんがいるのか
──『Inui Architects──乾久美子建築設計事務所の仕事』書評

大村高広(東京理科大学大学院)

進行形の都市研究を立ち上げる──プラネタリー・アーバニゼーションは遷移、侵犯する

平田周(南山大学)+仙波希望(広島文教大学)

ポストモダン地理学とは何であったのか?

大城直樹(明治大学)

忘却された空間からの視角──ロジスティクスと都市のインフラストラクチャー

原口剛(神戸大学)

都市はだれのものか?──レイ・パールの都市社会理論の現代的再構成に向けて

渡邊隼(東京大学)

平成=ポスト冷戦の建築・都市論とその枠組みのゆらぎ

八束はじめ(建築家、建築批評家)+市川紘司(建築史家)+連勇太朗(建築家)

ある彫刻家についての覚書
──それでもつくるほかない者たちのために

長谷川新(インディペンデントキュレーター)

文化的景観15年で問われてきたもの

惠谷浩子(奈良文化財研究所研究員)

いま地域の変化を許容し、価値を認めること
──文化的景観の課題と可能性

杉本宏(京都造形芸術大学教授)+清水重敦(京都工芸繊維大学教授)+川村慎也(四万十市教育委員会)+惠谷浩子(奈良文化財研究所研究員)

インフラと文化的景観
──「伊庭内湖の農村景観」にみる地域らしさ

山口敬太(京都大学大学院准教授)

建築と文化的景観
──北山杉の里・中川の調査研究を通して

本間智希(奈良文化財研究所景観研究室アソシエイトフェロー)

1968年以降の建築理論、歴史性と地域性の再発見
──ハリー・マルグレイヴ+デイヴィッド・グッドマン『現代建築理論序説』、五十嵐太郎『モダニズム崩壊後の建築』ほか

難波和彦(建築家)

谺(こだま)するかたち
──岡﨑乾二郎『抽象の力』、ダニエル・ヘラー=ローゼン『エコラリアス』

田中純(表象文化論)

現代日本で〈多自然主義〉はいかに可能か
──『つち式 二〇一七』、ティモシー・モートン『自然なきエコロジー』ほか

奥野克巳(文化人類学)

ゲノム編集・AI・ドローン
──粥川準二『ゲノム編集と細胞政治の誕生』、グレゴワール・シャマユー『ドローンの哲学』ほか

吉川浩満(文筆家)

「建築の問題」を(再び)考えるために
──五十嵐太郎ほか『白井晟一の原爆堂──四つの対話』、小田原のどか編著『彫刻1』ほか

戸田穣(建築史)

あいだの世界
──レーン・ウィラースレフ『ソウル・ハンターズ』、上妻世海『制作へ』ほか

柄沢祐輔(建築家)

モノ=作品はいま、どこにあるのか
──『デュシャン』、ジョージ・クブラー『時のかたち』ほか

池田剛介(美術家)

堕落に抗する力
──ハリー・マルグレイヴ+デイヴィッド・グッドマン『現代建築理論序説』、ジョゼフ・チャプスキ『収容所のプルースト』ほか

藤本貴子(アーキビスト)

オブジェクトと建築
──千葉雅也『意味がない無意味』、Graham Harman『Object-Oriented Ontology: A New Theory of Everything』

飯盛元章(哲学)

ケアを暮らしの動線のなかへ、ロッジア空間を街のなかへ

金野千恵(建築家)+矢田明子(Community Nurse Company代表)

身体をリノベーションする
──ケア空間としての障害建築

大崎晴地(美術家)

幽い光、あいだの感触

田村尚子(写真家)

プラネタリー・アーバニゼーション研究の展開

平田周(南山大学外国語学部フランス学科准教授、思想史)

ジェントリフィケーションをめぐるプラネタリーな想像力

荒又美陽(明治大学文学部教授)

「広範囲の都市化」が生みだす不均等な地理──後背地、ロジスティクス、地域闘争

北川眞也(三重大学人文学部准教授、地理学)

インタビュー:都市化の時代におけるデザインという媒介作用

ニール・ブレナー(ハーヴァード大学GSD教授、都市理論)+ダニエル・イバネーズ(ハーヴァード大学GSD、建築家、都市理論)

ノーテーションを振り返って

八束はじめ(建築家、建築批評家)

ノーテーションの憂鬱、インターフェイスの冒険

連勇太朗(建築家、NPO法人モクチン企画代表理事)

形象化された世界──《都市の記述》とその表現

大田暁雄(デザイン研究家、グラフィック・デザイナー)

バーチャル・リアリティの記譜法
──パノラマ、キュビズム、座標系

大野友資(建築家、DOMINO ARCHITECTS代表)

建築模型のメディア試論
──〈未来/過去〉と〈手段/目的〉の媒介性

松井広志(愛知淑徳大学講師、文化社会学・メディア論)

公共性の音──イントロに代えて

松山直希(オーストリア・ウィーン大学Science and Technology Studies学部修士課程)

音を通して考える──あるいは公共性からのオプトアウト

カリン・ベイストゥルフェルト(マーストリヒト大学、Technology & Society Studies学部教授)+松山直希(オーストリア・ウィーン大学Science and Technology Studies学部修士課程)

都市空間における「肯定的共鳴」

カロリン・バードソール(アムステルダム大学)

ショッピング・モール──ミューザック、誤聴、そしてフィードバックの生産的な不安定さ

ブランドン・ラベル(アーティスト)

彫刻と建築の問題──記念性をめぐって

小田原のどか(彫刻家、彫刻研究)+戸田穣(建築史)

ドイツの記念碑と共同想起の現在
──《ホロコースト記念碑》とコンペ案から

深沢秀一(キュレーター/リサーチャー)

記念碑を内包する記念碑
──《ノイエ・ヴァッヘ》の空間と意味の変遷

大室佑介(建築家)

建築の民族誌、その行為=経験としてのドローイング

貝島桃代(建築家)+青井哲人(建築史・都市史)

自由に見るためのループ

アンドレアス・カルパクチ(建築史学者、スイス連邦工科大学チューリッヒ校)

プロジェクション(なき)マッピングあるいは建てることからの撤退

福尾匠(横浜国立大学博士後期課程)

アーカイブを憎むな、アーカイブになれ

佐藤知久(京都市立芸術大学准教授)

移動する記録と記憶
──デザイン/アーカイブ/エスノグラフィー

水野大二郎(慶應義塾大学環境情報学部准教授、デザインリサーチャー)+松本篤(NPO法人remo研究員、AHA!世話人)+大橋香奈(慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科博士課程)

20世紀の遺産から考える装飾

石岡良治(早稲田大学文化構想学部准教授)+砂山太一(京都市立芸術大学美術学部特任講師)

装飾・テクスチャー・物の現われ
──ポストデジタル時代の可能性

勝矢武之(日建設計)

建築の修辞学──装飾としてのレトリック

立石遼太郎(松島潤平建築設計事務所)

復興からの創造はいかに可能か

鞍田崇(哲学、環境人文学)+福嶋亮大(文芸批評)+林憲吾(アジア近現代都市史)+岡村健太郎(建築史、都市史、災害史)

創造的復興のジャッジ

饗庭伸(都市計画、まちづくり)

復興を生かす力──
インドネシアの津波被災地に学ぶ

西芳実(インドネシア地域研究、災害対応)

岩手県上閉伊郡大槌町 2018/2011

淺川敏(写真家)

都市を変えるいくつもの戦術的方法論
──アイデア、スケール、情報工学

泉山塁威(東京大学/ソトノバ)+笠置秀紀(建築家)+竹内雄一郎(Wikitopia)

シリコンバレーの解決主義

エフゲニー・モロゾフ(作家、リサーチャー)

何かをハックすること

元木大輔(建築家、DDAA主宰)

歴史叙述における「キマイラの原理」
──カルロ・セヴェーリ『キマイラの原理』、ティム・インゴルド『メイキング』ほか

田中純(表象文化論)

オブジェクトと寄物陳志
──ブリュノ・ラトゥール『近代の〈物神事実〉崇拝について』、グレアム・ハーマン『四方対象』ほか

清水高志(哲学)

中動態・共話・ウェルビーイング
──國分功一郎『中動態の世界』、安田登『能』ほか

ドミニク・チェン(情報学研究者)

器と料理の本
──鹿児島睦『鹿児島睦の器の本』ほか

杉戸洋(美術家)

21世紀に「制作」を再開するために
──ボリス・グロイス『アート・パワー』、中尾拓哉『マルセル・デュシャンとチェス』ほか

池田剛介(美術家)

ミクソミケテス・アーキテクチャー
──『南方熊楠──複眼の学問構想』ほか

辻琢磨(建築家、403architecture [dajiba])

「建物」を設計している場合ではない──Samantha Hardingham『Cedric Price Works』、久保田晃弘『遥かなる他者のためのデザイン』ほか

連勇太朗(建築家、NPO法人モクチン企画代表理事)

シークエンシャルな建築経験と(しての)テクスト
────鈴木了二『ユートピアへのシークエンス』ほか

小澤京子(表象文化論)

歴史の修辞学から建築へ
──ヘイドン・ホワイト『メタヒストリー』、マイケル・ディラン・フォスター『日本妖怪考』ほか

米田明(建築家)

中動態の視座にある空間
──國分功一郎『中動態の世界』ほか

金野千恵(建築家)

建築理論の誕生、建築家の声に──『磯崎新と藤森照信の「にわ」建築談義』、『内田祥哉 窓と建築ゼミナール』ほか

貝島桃代(建築家、アトリエ・ワン)

建築情報学とは何だろうか

池田靖史(建築家、慶應義塾大学SFC教授)+豊田啓介(建築家、noiz主宰)

情報化による「建築評価」の可能性

角田大輔(日建設計DDL室長代理)

MISC. DATA
──情報以前の「雑多な質」を扱うために

木内俊克(建築家、東京大学大学院工学系研究科建築学専攻助教)

これからの建築家に求められるもの

新井崇俊(東京大学生産技術研究所特任助教、hclab.)

情報応用造形学のススメ
──情報技術を利用したジオメトリ操作

堀川淳一郎(建築系プログラマー)

BIMの定着に必要なこと

石澤宰(竹中工務店東京本店設計部課長)

庭園と建築、その開放

門脇耕三(建築家)

庭的なるもの、外構的なるもの
──《躯体の窓》《始めの屋根》《桃山ハウス》から考える

中川エリカ(建築家)+増田信吾(建築家)

市街化調整区域のBuildinghood

中谷礼仁(歴史工学家)

公共の概念と建築家の役割

鷲田めるろ(金沢21世紀美術館キュレーター)

公共建築における市民参加の系譜
──多元的な建築を目指して

高野洋平×森田祥子(建築家、MARU。architecture)

ケーススタディ:長野県塩尻市
──《塩尻市市民交流センター えんぱーく》

柳澤潤(建築家、コンテンポラリーズ/関東学院大学准教授)

ケーススタディ:岩手県陸前高田市
──《陸前高田市立高田東中学校》

日野雅司(建築家、SALHAUS/東京電機大学准教授)

ケーススタディ:宮城県牡鹿半島鮎川浜
──《おしか番屋》

萬代基介(建築家)

ケーススタディ:神奈川県横浜市
──《丘の町の寺子屋ハウス CASACO》

冨永美保×伊藤孝仁(建築家、tomito architecture)

ケーススタディ:長崎県福江島
──《富江図書館さんごさん》

能作淳平(建築家)

都市アウターリング研究事始め──際はどこにあるか?

青井哲人(明治大学准教授)

東京港・港湾倉庫の世界システム

渡邊大志(早稲田大学創造理工学部建築学科准教授)

点在する東京のマーケット──再び都市の資源になりうるか

石榑督和(東京理科大学工学部建築学科助教)

滝野川と「サードドメイン」

日埜直彦(建築家)

「東京の〈際〉」を制作せよ──
関係の写像を超えて「未来」を拡張するためのプログラム

上妻世海(文筆家・キュレーター)

際を歩きにいく・足立区編

石川初(慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科/環境情報学部教授)+伊藤隼平(石川初研究室)+西野翔(同研究室)

場所と人間──トポグラフィの視覚文化論

佐藤守弘(芸術学、京都精華大学教授)

間人の条件
──オイコス/エコロジー空間とその彼岸

榑沼範久(思想史・美学、横浜国立大学大学院教授)

場所の経験を記録する
──映画と都市のイメージ

佐藤洋一(都市形成史、早稲田大学教授)+佐々木友輔(映像作家)

八戸市新美術館のプロポーザル──相互に学び合う「ラーニング」構想

西澤徹夫(建築家、西澤徹夫建築事務所主宰)+浅子佳英(建築家、タカバンスタジオ主宰)

「建築」の実現に向けて──建築の価値を発現させるていねいな発注

小野田泰明(建築計画学、東北大学大学院教授)

プレゼンテーションの力学──「固有名を冠する建築」をめぐって

菊地尊也(東北大学大学院博士後期課程、建築表現論)

建築時間論──
近代の500年、マテリアルの5億年

加藤耕一(建築史家)+長谷川豪(建築家)

時が建築を成す

岡部明子(環境デザイン、東京大学大学院新領域創成科学研究科教授)

点・線・高次の構造、それでも実在としての歴史

豊田啓介(建築家、noiz主宰)

「ポストファブリケーション」とそのデザイン

吉村靖孝(建築家)+林厚見(株式会社スピーク共同代表、東京R不動産ディレクター)

ファブリケーション、それは組み立てて捏造すること

連勇太朗(建築家/NPO法人モクチン企画代表理事)

デジタルファブリケーションを有効化するための5カ条

砂山太一(京都市立芸術大学美術学部特任講師)

エクスペリメンタル・フィールドワーク・ガイド

笠置秀紀(建築家)

夜の登歩──グラフィティ・ライターと都市の自然

大山エンリコイサム(美術家)

フィールドワークと在野研究の現代的方法論

加藤文俊(慶應義塾大学環境情報学部教授)+荒木優太(在野研究者)

『Tactical Urbanism: Short-term Action for Long-term Change』イントロダクション

マイク・ライドン(プランナー、The Street Plans Collaborative主宰)+アンソニー・ガルシア(建築家、The Street Plans Collaborative主宰)

路上のパラソルからビッグ・ピクチャーへ
──タクティカル・アーバニズムによる都市の新たなビジョンとは?

中島直人(都市計画研究者、東京大学工学部都市工学科准教授)+太田浩史(建築家、東京ピクニッククラブ共同主宰)

「合法的」なゲリラ的空間利用
──愛知県岡崎市「殿橋テラス」の実践から

榊原充大(RAD、建築家/リサーチャー)

ワークショップ的なものとの私的半世紀

新居千秋(建築家)

巨樹のほうへ
──〈からまりしろ〉とは建築をつくることである

平田晃久(建築家)

集団の想像とそのスタディ

畝森泰行(建築家)

「ポケモンGO」が拓いたかもしれない公園の可能性とはなんでしょうか?

石川初(登録ランドスケープアーキテクト、慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科/環境情報学部教授)

「タクティカル・アーバニズム」は日本でも展開できるでしょうか?

水野大二郎(デザイン研究者、デザインリサーチャー)

「NIMBY」はどのように考察されるべきでしょうか?

大澤真幸(社会学)

「木造建築」の世界的動向、そしてその新しい可能性とは?

勝矢武之(日建設計設計部門部長)

都市における「縁食の空間」はどのようなものですか?

藤原辰史(京都大学人文科学研究所准教授)

「縮小」や「撤退」の都市・農村計画はこれからどのように展開していきますか?

饗庭伸(首都大学東京都市環境科学研究科准教授)

「ポスト・ネットワーク」のメディア論的転回とはどのような状況でしょうか?
──ポスト・メディア論的転回私観

大黒岳彦(明治大学情報コミュニケーション学部教授)

「クロノカオス」に抗して、いかに歴史的建築物に向き合うべきでしょうか?

笠原一人(近代建築史・建築保存再生論、京都工芸繊維大学助教)

「人新世(アントロポセン)」における人間とはどのような存在ですか?

吉川浩満(文筆家)

「ブロックチェーン」とレボリューション
──分散が「革命」でありうる条件とはなんですか?

西川アサキ(情報哲学、倫理)

【追悼】小嶋一浩
小嶋一浩が切り開いたもの

五十嵐太郎(東北大学教授、建築史、建築批評)

「切断」の哲学と建築
──非ファルス的膨らみ/階層性と他者/多次元的近傍性

千葉雅也(哲学者)+平田晃久(建築家)+門脇耕三(建築家)+コメンテーター:松田達(建築家)+モデレーター:平野利樹(東京大学大学院隈研吾研究室)

即物性への転回とその規則

日埜直彦(建築家)

(奇妙で不可解な)オブジェクトへの回帰

デイヴィッド・ルイ(建築家、建築理論家)

銃を与えたまえ、すべての建物を動かしてみせよう
──アクターネットワーク論から眺める建築

ブルーノ・ラトゥール(科学人類学者)+アルベナ・ヤネヴァ(建築理論家)

設計プロセスにおける情報マッピング

市川創太(建築家、doubleNegatives Architecture、hclab.)
新井崇俊(建築家、東京大学生産技術研究所特任助教、hclab.)

WebGIS・SNS・ビッグデータが描く都市の諸相

桐村喬(皇學館大学文学部助教)

世界とのインターフェイス
──グーグルマップの社会学をめぐって

若林幹夫(早稲田大学教育・総合科学学術院教授)+松岡慧祐(奈良県立大学地域創造学部専任講師)

社会の課題から東南アジアの建築を考える

村松伸(建築史・都市史)+山名善之(建築史・意匠学)+岩元真明(建築家)+市川紘司(中国近現代建築史)

マレーシア・カンボジア・シンガポール紀行
──近現代建築の同質性と多様性

岩元真明(建築家、九州大学助教)

インドネシア、なぜモダニズムは継承されるのか

ハリー・カーニアワン(東北大学大学院博士課程、インドネシア、ガジャ・マダ大学建築計画部講師)

まなざしの現在性──都市・メディア技術・身体

吉見俊哉(東京大学大学院情報学環教授)+南後由和(明治大学情報コミュニケーション学部専任講師)

ポストメディア都市と情動資本主義の回路
──YouTuber、「恋するフォーチュンクッキー」、Pokémon GO

門林岳史(関西大学文学部総合人文学科准教授)

均質化される視線

阪本裕文(稚内北星学園大学情報メディア学部准教授)

en[縁]:アート・オブ・ネクサス──「質感」と「リズム」の建築

篠原雅武(哲学、思想史、都市空間論)+今村水紀×篠原勲(建築家、miCo共同主宰)+伊藤暁(建築家、BUS共同主宰)+金野千恵(建築家、teco共同主宰)+能作文徳(建築家、能作文徳建築設計事務所主宰)

オルタナティヴの批評性と可能性

田根剛(建築家、DGT.(DORELL.GHOTMEH.TANE/ARCHITECTS)共同主宰)

出展作家から観たヴェネチア・ビエンナーレ──特別表彰は期待への投資である

西田司(建築家、オンデザイン代表)

コンピュテーショナル・デザインと拡張するAI技術

小渕祐介(建築家、東京大学建築学科准教授)
ドミニク・チェン(株式会社ディヴィデュアル共同創業取締役)

建築のAIはバベルの塔か

豊田啓介(建築家、noiz主宰)

人工知能の都市表象

小澤京子(表象文化論、和洋女子大学准教授)

《大宮前体育館》から考える

青木淳(建築家)+菊地敦己(グラフィックデザイナー)

《馬見原橋》から考える

青木淳(建築家)+浅子佳英(建築家、インテリアデザイナー)

建築が町にできること

青木淳(建築家)+彌田徹×辻琢磨×橋本健史(403architecture [dajiba])+市川紘司(建築史家、東京藝術大学教育研究助手)

市民社会の建築家・青木淳

倉方俊輔(建築史家、大阪市立大学准教授)

論理場としての建築の開放性について

門脇耕三(建築家、明治大学専任講師)

圏外から再構築される建築

門脇耕三(建築家、明治大学専任講師)

〈インフォグラフィックス〉──都市と情報を可視化する

中野豪雄(グラフィックデザイナー/アートディレクター)

〈タクティカル・アーバニズム〉
──XSからの戦術

笠置秀紀(建築家)

〈マテリアル〉──物質的想像力について、あるいはシームレス化する世界の先

丸橋浩(建築家)

〈写真アーカイブズ〉────歴史を振り返り、再発見する手段

佐藤洋一(早稲田大学社会科学総合学術院教授)

〈展示空間〉──チューニング、アーカイブ、レイアウト

西澤徹夫(建築家)

〈地図〉──建築から世界地図へ

鳴川肇(建築家、構造家/慶應義塾大学政策・メディア研究科准教授)

〈ファッションデザイン〉──システムをデザインすること

蘆田裕史(京都精華大学専任講師)

スペキュラティヴ・デザインが拓く思考
──設計プロセスから未来投機的ヴィジョンへ

水野大二郎(デザイン研究者、デザインリサーチャー)+筧康明(メディアアーティスト、インタラクティブメディア研究者)+連勇太朗(建築家、NPO法人モクチン企画代表理事)

スペキュラティヴ・デザインの奇妙さ、モノの奇妙さ
──建築の「わかりやすさ」を越えて

平野利樹(東京大学建築学専攻博士課程)

思弁の容赦なさ
──「プロジェクトの社会」における世界の複数性

岡本源太(美学、岡山大学大学院社会文化科学研究科准教授)

【追悼】ザハ・ハディド
──透視図法の解体からコンピュータの時代へ

五十嵐太郎(東北大学教授、建築史、建築批評)

千鳥ヶ淵から考える慰霊の空間

戸田穣(金沢工業大学講師・建築史)

ウォーフェアからウェルフェアへ──戦中と戦後、空間と言説

八束はじめ(建築家・建築批評家)×青井哲人(明治大学准教授・建築史)

ユーザー・ジェネレイテッド・シティ
──Fab、GIS、Processing、そして未来の都市

田中浩也(FabLab Japan発起人)+古橋大地(OpenStreetMap Foundation Japan理事)+太田浩史(建築家、Tokyo Picnic Club主宰)

概念化の源流から見るネットワークの世界

北河大次郎(土木史研究、東京大学大学院社会基盤学専攻客員教授)

〈人間-物質〉ネットワーク世界の情報社会論

清水高志(哲学者、東洋大学総合情報学科准教授)

辺野古:抵抗権

大澤真幸(社会学)

難民/戦争/テロリズム、そのパラダイム転換

五野井郁夫(高千穂大学経営学部准教授・国際基督教大学社会科学研究所研究員)

独居と漂流──老人たちはどこに向かうのか

柿本昭人(同志社大学政策学部教授)

日本版CCRCの要点──その背景と取り組み

山崎亮(株式会社studio-L代表、東北芸術工科大学教授、京都造形芸術大学教授)

ヒップスターとジェントリフィケーションの因果な関係

ブレイディみかこ(イギリス・ブライトン在住保育士、ライター)

オリジナリティと表現の現在地
──東京オリンピック・エンブレム、TPP知的財産条項から考える

増田聡(大阪市立大学大学院文学研究科・文学部准教授)

戦術しかない/戦略しかない
──「問い」を開く黒い塊(ブラック・ブロック)

酒井隆史(社会思想史、大阪府立大学准教授)

非施設型の空間から考える建築の社会性
──「資源」とふるまいのインタラクション

塚本由晴(建築家、東京工業大学大学院教授、アトリエ・ワン主宰)

戦争の変容と建築/都市

五十嵐太郎(建築史家、建築評論家)

東南アジア近現代建築の可能性
──ジェネリック・シティを超えよ

岩元真明(建築家、首都大学東京特任助教)

[座談会]千年村プロジェクトの始まりと活動報告

中谷礼仁+石川初+木下剛+福島加津也+元永二朗

千年村疾走調査・完全マニュアル

小林千尋(伊藤暁建築設計事務所 所員)
神保洋平(早稲田大学理工学術院 建築学専攻 修士課程1年)

千年村関西班経過報告

菊地暁(京都大学人文科学研究所 助教)

"I Have an Idea"──新しい建築の言語を探すために

フランク・ゲーリー

フランク・ゲーリーという多様体
──われわれはその空間になにを見ているのか

浅子佳英(建築家、インテリアデザイナー)+門脇耕三(建築家、明治大学専任講師)

フランク・ゲーリー、纏う建築

坂牛卓(建築家、O.F.D.A.associates、東京理科大学教授)

「建築家 フランク・ゲーリー展」を観て
──不敵な精神とささやかなものへの愛情

乾久美子(乾久美子建築設計事務所主宰)

「必要」と「象徴」の一体性

増田信吾(建築家、増田信吾+大坪克亘共同主宰)

新国立競技場問題の日本的背景を考える
──日本のコンペティションは、なぜ設計者の顔を隠そうとするのか?

松田達(建築家。武蔵野大学工学部建築デザイン学科専任講師)

新国立競技場問題をめぐる議論はなぜ空転したか

青井哲人(明治大学准教授)

社会がスタジアムを必要としているとき

日埜直彦(建築家)

『日本の思想』としての新国立競技場コンペ

土居義岳(九州大学大学院芸術工学研究院教授)

いまだから知りたい海外建築の実践 2015

[イギリス]Caruso St John Architects

川島奈々未(東京大学大学院工学系研究科建築学専攻、Caruso St John Architects インターンシップ生)

[スイス]Hosoya Schaefer Architects

細谷浩美(建築家、Hosoya Schaefer Architects主宰)+合屋統太( 建築家)

[中国]MAD Architects

早野洋介(建築家、MAD Architects共同代表)

[フランス]Moreau Kusunoki Architectes

楠寛子(建築家、Moreau Kusunoki Architectes 主宰)

[チリ]Smiljhan Radic Arquitecto

原田雄次(建築家、Smiljhan Radic Arquitecto スタッフ)

[ヴェトナム]Vo Trong Nghia Architects

岩元真明(建築家、首都大学東京特任助教)

総合地上学へ向けて──ランドスケール、キャラクター、生態学的視点からのアプローチへ

石川初(慶應義塾大学大学院教授)×日埜直彦(建築家)

都市文化の現在地──都市における新しい「ウラ」の誕生

門脇耕三(明治大学理工学部建築学科専任講師)

歴史のなかの現代建築

長谷川豪(建築家、長谷川豪建築設計事務所主宰)

歴史を耕し、未来をつくるためにできること

長谷川豪(建築家、長谷川豪建築設計事務所主宰)+保坂健二朗(東京国立近代美術館学芸員)

長谷川豪『カンバセーションズ──ヨーロッパ建築家と考える現在と歴史』2015年、東京

ロラン・シュタルダー(スイス連邦工科大学チューリッヒ校教授)+トバイアス・エルブ(建築家)

建築の新しい自律性に向けて

青木弘司(建築家、青木弘司建築設計事務所主宰)

第三世代美術館のその先へ

五十嵐太郎(建築史家、建築評論家)+村田麻里子( メディア論、ミュージアム研究)

生の形式としての建築展示

川勝真一(RAD、建築リサーチャー)

記録の政治と倫理の終わり

田中功起(アーティスト)

制度としての美術館と破壊者としてのアーカイヴの可能性

藤本貴子(国立近現代建築資料館研究補佐員)

アーカイヴの経験と美術館

田中純(表象文化論、思想史)

経験としての建築研究室
──学んだこと学ばなかったこと、そして考えたいこと

西沢大良(建築設計・都市計画)

東京大学 村松伸研究室

村松伸(東京大学生産技術研究所教授)

明治大学 青井哲人研究室

青井哲人(建築史・都市史)

東京電機大学 横手義洋研究室

横手義洋(建築史)

首都大学東京 饗庭伸研究室

饗庭伸(都市計画)

東京藝術大学 中山英之研究室

中山英之(建築家)

慶應義塾大学SFC 松川昌平研究室

松川昌平(建築家)+中村健太郎(慶應義塾大学4年)

横浜国立大学Y-GSA 藤原徹平スタジオ

藤原徹平(建築家)

東洋大学 藤村龍至研究室

藤村龍至(建築家)

明治大学 南後由和ゼミナール

南後由和(社会学)

ストリートの終わりと始まり
──空間論的転回と思弁的転回の間で

上野俊哉(社会思想史、批評家)

空間の静謐/静謐の空間

篠原雅武(社会哲学・思想史)

アンチ・エビデンス
──90年代的ストリートの終焉と柑橘系の匂い

千葉雅也(哲学・表象文化論)

ビザール沖縄
──石川竜一の作品についての少しのコメントと、多くのボヤき

土屋誠一(美術批評家)

ストリート・ファイト、あるいは路上の痴話ゲンカ

柳澤田実(哲学)

パタン・ランゲージの今日的意義
──新たなコラボレーションのかたち

藤村龍至(建築家/東洋大学理工学部建築学科専任講師)
井庭崇(慶應義塾大学総合政策学部准教授)
難波和彦(建築家)

インサイド/アウトサイド
──レファレンスから《Dragon Court Village》へ

稲垣淳哉(建築家/Eureka共同主宰)

生成力を設計せよ──1968年のC・アレグザンダーへ

連勇太朗(建築家/NPO法人モクチン企画代表理事)

サステイナブルな芸術の共同体
──山口文象ノンポリ説からみたRIAの原点

天内大樹(美学芸術学、建築思想史/静岡文化芸術大学デザイン学部講師)

反-空間としてのエレメント

門脇耕三(明治大学専任講師)

エレメントと時間:《調布の家》

青木弘司(建築家、青木弘司建築設計事務所主宰)

エレメントとエデュケーション──型と道からなる日本の建築デザイン:《Mozilla Factory Space》

太刀川英輔(NOSIGNER)

建築におけるアクター・ネットワークとはなにか:《高岡のゲストハウス》

能作文徳(建築家、能作文徳建築設計事務所主宰)

新しい哲学と「オブジェクトa」

瀧本雅志(岡山県立大学デザイン学部准教授、表象文化論・哲学)

廃墟化する家々と「あしたの郊外」プロジェクト──空き家問題へのひとつの解答

馬場正尊(Open A ltd.代表取締役、東北芸術工科大学准教授)

消滅可能性都市との向き合い方

木下斉(一般社団法人エリア・イノベーション・アライアンス代表)

新国立競技場問題──是か否だけでは捉えられない問題の彼方へ

松田達(建築家・東京大学助教)

ひまわり革命/傘の革命/しばき隊・カウンターデモ──路上の政治へ

五野井郁夫(国際政治学者・高千穂大学准教授)

ISRU──建築/構法 未来からの眼差し

松村秀一(東京大学教授)

シェア──その「思想」の構築に向けて

門脇耕三(明治大学専任講師)

ブリコラージュで都市を記述する──ありあわせの「全体」

橋本健史(建築家、403architecture [dajiba])

レム・コールハース「エレメンツ・オブ・アーキテクチャー」──建築要素の新しい星座

岩元真明(建築家)

独立する街──ゲイテッド・シティからクローズド・コミュニティへ

日埜直彦(建築家、日埜建築設計事務所主宰)

ニュータウンの哲学──新しい都市像の構想のために

篠原雅武(社会哲学・思想史)

多拠点居住──分散して居場所をつくる

pha(シェアハウス「ギークハウス」発起人)

3.11以後の建築

五十嵐太郎(建築史家、建築評論家)
山崎亮(コミュニティデザイナー)
小野田泰明(建築学者、建築計画者、東北大学大学院教授)
司会:鷲田めるろ(金沢21世紀美術館キュレーター)

「参加型アート」「アール・ブリュット」──コミュニケーションのためのアートと、これからの美術館のかたち

山崎亮(コミュニティデザイナー)+保坂健二朗(東京国立近代美術館学芸員)

まちづくりと「地域アート」──「関係性の美学」の日本的文脈

星野太(美学、表象文化論)+藤田直哉(SF・文芸評論家)

岐路に立つ公共図書館──集客施設か、知的インフラか

猪谷千香(ジャーナリスト、作家)

磯崎新をどのように読み継ぐか──批評・手法・歴史をめぐって

浅田彰(京都造形芸術大学教授)×岡﨑乾二郎(美術家・批評家)×日埜直彦(建築家)

近代建築と文化から読み解く都市のコード

中川理(建築史家、京都工芸繊維大学教授)+山盛英司(朝日新聞大阪本社生活文化部長)

(ポスト)モダン大阪の「路地」と「横丁」

加藤政洋(人文地理学、都市研究、立命館大学准教授)

大阪の近現代建築と商業空間──「近代建築」と「現代建築」の対立を超えて

倉方俊輔(建築史、大阪市立大学准教授)

すまいづくりからまちづくりへ──団地の今昔

木下庸子(建築家、ADH代表)+馬場正尊(建築家、Open A代表)

戦後日本における集合住宅の風景

五十嵐太郎(建築史、建築批評/東北大学教授)

団地の地理学

大山顕(フォトグラファー、ライター)

「ままならなさ」へのまなざし

大山顕(フォトグラファー、ライター)

花畑団地27号棟プロジェクト──部分から風景へ、建築を飛び越えてみること

藤田雄介(建築家、Camp Design inc.)

レム・コールハースの「ファンダメンタルズ」はどのように受け止められたか
──建築家のイベントから建築そのものを問い直す試みへ

山形浩生(批評家・翻訳家)

日本建築の切断面としての1970年代を軸に、濃密なコンテクストを提示
──日本館「現代建築の倉」

北山恒(建築家/横浜国立大学Y-GSA校長)

建築における日本近代化100年の「倉」とは
──第14回ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展プレビュー・トーク

太田佳代子(コミッショナー)中谷礼仁(ディレクター)本橋仁(史料調査)山形浩生(エギュゼキュティブ・アドバイザー)山岸剛(写真家)小林恵吾(展示デザイン)石山友美(映画作家)

特集にあたって

門脇耕三(明治大学専任講師、建築構法、建築設計)

流動する社会と「シェア」志向の諸相

宮台真司(首都大学東京教授、社会学)インタヴュアー:門脇耕三(明治大学専任講師、建築構法、建築設計)

所有から共有へ? ──共同利用と共同管理の在処

久保田裕之(日本大学文理学部准教授、家族社会学、福祉社会学)

建築デザインの資源化に向けて──共有可能性の網目のなかに建築を消去する

連勇太朗(建築家、特定非営利活動法人モクチン企画代表理事)

都市のイメージをめざして

橋本健史(建築家、403architecture [dajiba])

コモナリティ会議 04:「測り得ないもの」に開かれた建築の "知性" と "想像力" のために

塚本由晴(アトリエ・ワン)+榑沼範久(横浜国立大学大学院教授、思想、芸術論)

コモナリティをつなぐために──増山たづ子の「すべて写真になる日まで」展を通して

貝島桃代(アトリエ・ワン)

建築的知性:生きていることの条件において──「マイクロ・パブリック・スペース」展によせて

柳澤田実(関西学院大学神学部准教授、哲学)

都市を考察するロジック、建築をつくる方法

八束はじめ(建築家)×藤村龍至(建築家)

建築を知る情報学

今村創平(建築家、千葉工業大学准教授)

建築にとってフィールドワークとは何か

饗庭伸(首都大学東京都市環境学部准教授/都市計画・まちづくり)

90年代以降の建築の世界におけるタイポロジーの変遷──図式性〈ダイアグラム〉から離散性〈ディスクリート〉へ

柄沢祐輔(建築家、東京理科大学理工学部建築学科助教)

現代建築思潮の前線

門脇耕三(明治大学理工学部建築学科専任講師)

日本〈現代〉建築家山脈

市川紘司(中国近現代建築史、東北大学大学院)

伊勢神宮を語ること、その可能性と不可能性──式年遷宮を機に

井上章一(建築史)×安藤礼二(文芸批評)×青井哲人(建築史・都市史)

反復による文明の比較──式年遷宮から日本を見る

大澤真幸(社会学)

2013-2014年の都市・建築・言葉 アンケート

2月号として、34名のアンケートを追加しました(全60名)[2月更新]青井哲人/蘆田裕史/足立元/荏開津広/江渡浩一郎/太下義之/大向一輝/大山エンリコイサム/岡本源太/笠置秀紀/門林岳史/門脇耕三/菊地宏/小林恵吾/後藤治/佐藤信/沢山遼/城一裕/須之内元洋/津田和俊/土屋誠一/永井幸輔/成相肇/成實弘至/西澤徹夫/服部浩之/平瀬有人/藤村龍至/牧紀男/松田達/松原慈/光岡寿郎/山内真理/山岸剛

新国立競技場──ザハ・ハディド案をめぐる諸問題

日埜直彦(建築家)×フェリックス・クラウス(建築家/都市計画家)×吉良森子(建築家)

都市景観と巨大建築

五十嵐太郎(建築史、建築批評/東北大学教授)

建築コンペティションの政治学──新国立競技場コンペをめぐる歴史的文脈の素描

青井哲人(建築史・都市史、明治大学准教授)

オリンピックは時代遅れの東京都市計画を変える好機

蓑原敬(都市プランナー)

群像の貴重な証言集めた労作。私たちはその声をどう聞くか──豊川斎赫『丹下健三とKENZO TANGE』

青井哲人(建築史・都市史、明治大学理工学部准教授)

人間学としての都市・建築論──槇文彦『漂うモダニズム』

中島直人(慶應義塾大学准教授)

モノ作りムーヴメント:その現状と新たな可能性
──田中浩也編著『FABに何が可能か「つくりながら生きる」21世紀の野生の思考』

山形浩生(批評家・翻訳家)

建築計画とコミュニティデザイン──小野田泰明『プレ・デザインの思想』

山崎亮(コミュニティデザイナー、studio-L 主宰)

古代ギリシャからの視線──森一郎『死を超えるもの──3・11以後の哲学の可能性』

加藤典洋(文芸批評、早稲田大学国際学術院教授)

戦争をめぐる発見の旅──古市憲寿『誰も戦争を教えてくれなかった』

橋爪大三郎(社会学、東京工業大学名誉教授)

放射性廃棄物はどこに隠されているのか?
──『チェルノブイリ・ダークツーリズム・ガイド』

福住廉(美術評論家)

「コモン化」なる社会的実践から空間について考える──デビッド・ハーヴェイ『反乱する都市──資本のアーバナイゼーションと都市の再創造』

佐々木啓(東京工業大学補佐員)

「ブラジルでFIFAのブレザーなんて着たがるヤツはいない。殴り倒されるからだ」──2020年東京オリンピックにむけての現状とその概観

酒井隆史(社会思想史、大阪府立大学准教授)

都市と祝祭──あるいは来るべき不完全なオリンピックへの賛歌

佐藤信(日本学術振興会特別研究員)

対談:空間と個と全体──コモナリティのほうへ

塚本由晴(東京工業大学大学院准教授、建築家、アトリエ・ワン)+篠原雅武(大阪大学特任准教授、社会哲学・思想史)

知られざる丹下健三──海外プロジェクト・都市計画を中心に

隈研吾(建築家)聞き手:松田達(建築家)

瀬戸内国際芸術祭2013「丹下健三生誕100周年プロジェクト」の来し方と行く末

豊川斎赫(建築歴史意匠/国立小山高専建築学科准教授)

発災から2年後における復興の課題

小野田泰明(東北大学大学院教授)

対談:復興のゲートウェイ──建築と被災地を結ぶ仕事

塩崎賢明(立命館大学政策科学部教授)+小野田泰明(東北大学大学院教授)

岩手県釜石市〈鵜住居地区〉学校等建設工事設計業務委託プロポーザル二次審査

株式会社シーラカンスアンドアソシエイツ+新谷眞人

岩手県釜石市〈唐丹地区〉学校等建設工事設計業務委託プロポーザル二次審査

乾久美子建築設計事務所・東京建設コンサルタント設計共同体

〈唐丹地区〉〈鵜住居地区〉学校等建設工事設計業務委託プロポーザル二次審査評価

伊東豊雄+小野田泰明+遠藤新+若崎正光+佐藤功+長澤由喜子

東京で一番住みたい街、吉祥寺──街の魅力とジェントリフィケーションをめぐって

新雅史(社会学者)×笠置秀紀(建築家、都市研究)

北米都市におけるジェントリフィケーションの展開──バンクーバー ダウンタウン・イーストサイド地区の現在

山本薫子(都市社会学)

想像力という理路──「黄金町バザール」と都市再開発をめぐって

福住廉(美術評論家)

イントロダクション──趣旨説明

青井哲人(建築史・都市史、明治大学准教授)

基調講演1:表現者・堀口捨己──総合芸術の探求

藤岡洋保(建築史、東京工業大学大学院教授)

基調講演2:神代雄一郎、その批評精神の軌跡

青井哲人(建築史・都市史、明治大学准教授)

堀口捨巳と神代雄一郎──二つの発言への註

磯崎新(建築家)

プレゼンテーション+ディスカッション

日埜直彦×天内大樹×ケン・タダシ・オオシマ×藤村龍至×青井哲人

刊行記念トークショー 第1部:「これまで」を振り返って

吉良森子(建築家) 聞き手:戸田穣(建築史)

刊行記念トークショー 第2部:建築の場所/建築家の場所

吉良森子(建築家)×新堀学(建築家) モデレータ:戸田穣(建築史)

吉良のように言葉をもて

中谷礼仁(歴史工学家)

「リノベーション的視点」の嚆矢

難波和彦(建築家)

建築─ガレキ─映画

鈴木了二(建築家)+岡崎乾二郎(美術家)

「Playback」と「建築映画」

鈴木了二(建築家)+三宅唱(映画監督)

鈴木了二氏への手紙

中尾寛(建築家)

「建築の証拠」からグルーヴするその論の行方

藤原徹平(建築家)

光学としての建築映画

日埜直彦(建築家)

建築のエモーショナルな感受性へ

平瀬有人(建築家)

「人を怪物にする」小さな社会

内藤朝雄(社会学)

学校建築の経験と展開

小嶋一浩(建築家)+赤松佳珠子(建築家)

『教室内(スクール)カースト』書評

山崎泰寛(編集者)

2012-2013年の都市・建築・言葉 アンケート

東京駅──再生と復元の美学

藤森照信×中谷礼仁×清水重敦

リビング・ヘリテージとしての東京駅──建築保存における「インテグリティ」の指標をめぐって

田所辰之助(日本大学准教授)

刊行記念対談:石川初+吉村靖孝「都市、建築、そのスケールとプロトコル」

石川初(ランドスケープアーキテクト)+吉村靖孝(建築家)

地上の唯物論(石川初『ランドスケール・ブック──地上へのまなざし』書評)

日埜直彦(建築家)

社会と建築をつなぐ「もうひとつの詩」(吉村靖孝『ビヘイヴィアとプロトコル』書評)

長谷川豪(建築家)

「ここに、建築は、可能か?」──ヴェネツィア・ビエンナーレ国際建築展に向けて

伊東豊雄(建築家)、乾久美子(建築家)、藤本壮介(建築家)、平田晃久(建築家)、畠山直哉(写真家)、多木陽介(演出家、アーティスト)

「ヴェネツィア・ビエンナーレ国際建築展 2012」レポート

五十嵐太郎(東北大学教授/建築史・建築批評)

10年代の中国から建築家を再考する

千種成顕(建築家)

感覚の空間化──王澍の実践について

助川剛(建築家)

主体に基づく一種の詩的表現

李凯生(中国美術学院建築芸術学院副院長 城市設計系主任教授)

震災復興のまちづくり──縮退社会の都市計画

饗庭伸(都市計画)×新雅史(社会学)×西田司(建築家)

木造仮設住宅から復興住宅へ──はりゅうウッドスタジオほか『木造仮設住宅群──3.11からはじまったある建築の記録』

難波和彦(難波和彦+界工作舎代表/東京大学名誉教授)

線の思考──寸断とネットワーク──原武史『震災と鉄道』

桂英史

混迷のなかで提示された技法としての倒錯──大澤真幸『夢よりも深い覚醒へ──3・11後の哲学』

大橋完太郎

私たちの凄まじく具体的な暮らし──鞍田崇、中沢新一ほか『〈民藝〉のレッスン──つたなさの技法』

柳澤田実

「今、音楽に何ができるか」という修辞に答える──震災時代の芸術作品

増田聡(大阪市立大学大学院文学研究科・文学部准教授)

再び立てられた「問い」──露呈した近代─反近代の限界を超えて──日本建築学会編『3・11後の建築・まち──われわれは明日どこに住むか』

林憲吾(総合地球環境学研究所プロジェクト研究員)

日本という〈身体〉の治癒はいかに可能か── 加藤典洋『3.11──死に神に突き飛ばされる』

南泰裕(アトリエ・アンプレックス主宰/国士舘大学理工学部教授)

逃げない「ヒト」を避難するようにするには── 片田敏孝『人が死なない防災』

牧紀男(京都大学防災研究所巨大災害研究センター准教授)

政治としての建築──隈研吾『対談集 つなぐ建築』

倉方俊輔(建築史/大阪市立大学大学院工学研究科准教授)

社会がゲシュタルトクライシスにおちいるとき──篠原雅武『全─生活論──転形期の公共空間』

日埜直彦

「拡張現実の時代」におけるプロシューマー論の射程──宇野常寛+濱野智史『希望論──2010年代の文化と社会』

飯田豊(メディア論、メディア技術史/立命館大学准教授)

2000年以降のスタディ、または設計における他者性の発露の行方

門脇耕三(建築計画、建築構法、建築設計)

長坂常インタヴュー──1/1、誤用、自由

長坂常(建築家、スキーマ建築計画)、インタヴュアー:門脇耕三

ソーシャルメディアにおける他者の可能性

江渡浩一郎(メディア・アーティスト/独立行政法人産業技術総合研究所研究員)

対談:3.11──復興へのプロセスとアポリア

牧紀男+青井哲人

カタストロフに寄り添う映像──震災ドキュメンタリーをめぐって

門林岳史(関西大学文学部総合人文学科映像文化専修准教授)

2011-2012年の都市・建築・言葉 アンケート

トークセッション──『Hyper den-City 東京メタボリズム2』と都市の行方

八束はじめ×西沢大良×吉村靖孝

牡鹿半島再生──建築家のプラットホーム、アーキエイドの挑戦

四海幸朗(映像ジャーナリスト)

南相馬市プロジェクト「塔と壁画のある仮設集会所」について

村越怜(東北大学五十嵐太郎研究室)

まちづくり、人材育成、復興へむけて

斉藤理(建築史)

都市空間のヘテロトポグラフィ

加藤政洋(人文地理学、都市研究)

フランシス・アリスのリズム──空間の占有・更新・中断

大山エンリコイサム(美術家)

より良き建築文化の土壌を築くために
──建築アーカイブから見えてくるもの

松隈洋(京都工芸繊維大学美術工芸資料館教授)

アーカイブとしての建築空間
──《伊東豊雄建築ミュージアム》

植田実(住まいの図書館出版局編集長・東京芸術大学美術学部建築科講師)

「歩み寄る」社会の実現に向けた一つの提言
──山崎亮『コミュニティデザイン──人がつながるしくみをつくる』

勝矢武之(日建設計)

モノグラフの領分──『建築家・松村正恒ともうひとつのモダニズム』/『村野藤吾の建築 昭和・戦前』

倉方俊輔(建築史家・大阪市立大学大学院准教授)

終わりなきゲームへの決意──『都市の戦後──雑踏のなかの都市計画と建築』

天内大樹 (美学芸術学/建築思想史)

『メタボリズム・ネクサス』に学ぶ

坂牛卓(建築家・東京理科大学工学部教授)

空間論的思考の現在──篠原雅武『空間のために』から

加藤政洋(立命館大学文学部准教授)

多木浩二さん追悼再論:建築論を通して

八束はじめ(芝浦工業大学教授)

歴史空間の航海者

田中純(東京大学教授)

多木浩二先生を悼む──零の淵源

大澤真幸(社会学)

〈ものづくり2.0〉前史
──有限設計ワークショップからFabLab Japanまでの15年

久保田晃弘×田中浩也×渡辺ゆうか

ソーシャル・ファブリケーションに向かって
──テン年代のクリエイティヴィティ

田中浩也(慶應義塾大学環境情報学部准教授、FabLab Japan 発起人)

日本の建築のつくり方

佐藤淳(構造家)

鼎談:「CCハウス」はなにを可能にするか

吉村靖孝+門脇耕三+ドミニク・チェン

鼎談を終えて

吉村靖孝(建築家)

2010-2011年の都市・建築・言葉 アンケート

足立元沢山遼大山エンリコイサム星野太粟田大輔坂牛卓暮沢剛巳戸田穣青井哲人長谷川豪福嶋亮大光岡寿郎高橋瑞木志岐豊小林恵吾村上祐資中川純田中浩也南泰裕木内俊克有山宙鷲田めるろ中村竜治平瀬有人松原慈林憲吾福住廉平塚桂五十嵐太郎倉方俊輔中谷礼仁天内大樹南後由和日埜直彦吉村靖孝トーマス・ダニエル

建築の変異体 ──エコロジカル・アンフラマンス(生態学的極薄)

榑沼範久(横浜国立大学准教授)

建築の「大きさ」とはなにか?

沢山遼(美術批評)

フォルムの氾濫の向こうに

吉良森子(建築家)

Struggling Cities──60年代日本の都市プロジェクトから
(Struggling Cities展企画監修者による解説)

日埜直彦(建築家)

50年後の東京──Struggling Cities展が示すこと

日埜直彦(建築家)×辻村慶人(編集者)

〈郊外の変化を捉える 最終回〉
対談:郊外の歴史と未来像[3]
閉じる歴史から再び開く歴史へ

三浦展(消費社会研究家、評論家)×藤村龍至(建築家)

上海万博を歩く

五十嵐太郎(建築批評、東北大学大学院工学研究科教授)

上海万博

今村創平(建築家)

〈郊外の変化を捉える 続編〉
対談:郊外の歴史と未来像[2]
パルコ、セゾン的なるものと
現在のショッピングモールの違い

三浦展(消費社会研究家、評論家)×藤村龍至(建築家)

対談:郊外の歴史と未来像[1]
郊外から建築を考える

三浦展(消費社会研究家、評論家)×藤村龍至(建築家)

乗り入れ合う東京

太田浩史(建築家、東京大学生産技術研究所講師、東京ピクニッククラブ共同主宰)

生命の渦──武蔵野美術大学 美術館・図書館

田中純(表象文化論、東京大学大学院総合文化研究科教授)

超「家型」建築──《Tokyo Apartment》

五十嵐太郎(建築批評、東北大学大学院工学研究科教授)

Sou Fujimoto at the 1:1, V&A, London

CJ Lim(建築家(Studio 8 Architects)、ロンドン大学バートレット校教授)

建築のなかの/建築のような

戸田穣(建築史)

網膜上の記譜法──ル・コルビュジエの写真とデッサンについて

米田尚輝(美術史)

建築の経験/写真の経験

新津保建秀×中山英之×山岸剛×戸田穣×松原慈×有山宙

接近する建築と美術
──「建築はどこにあるの? 7つのインスタレーション展」レヴュー

五十嵐太郎(東北大学教授)

建築史のフロンティアを求めて──建築教育は何をめざすのか?

村松伸(総合地球環境学研究所/東京大学生産技術研究所)

生々しい知性との出会い──石山修武『生きのびるための建築』書評

坂口恭平(建築冒険家)

アルゴリズム教育構想

久保田晃弘(多摩美術大学情報デザイン学科教授)

デザイナーズ集合住宅の過去・現在・未来 展シンポジウム「集まって住むことの広がり」

大島滋+南後由和+篠原聡子+馬場正尊+大西麻貴+鈴木志麻+成瀬友梨+猪熊純+大島芳彦

分析的展示の新たな可能性──「デザイナーズ集合住宅の過去・現在・未来」展レビュー

倉方俊輔(建築史・西日本工業大学)

「エレメント」オープン記念レクチャー

セシル・バルモンド(建築構造デザイナー)

セシル・バルモンドから未来の建築を見る

福西健太(伊東豊雄建築設計事務所勤務)

シンポジウム『20XXの建築原理へ』をめぐって

伊東豊雄×藤本壮介×平田晃久×佐藤淳 司会:北川啓介

20XXの建築家に向けて
──伊東豊雄+藤本壮介+平田晃久+佐藤淳『20XXの建築原理へ』書評

日埜直彦(建築家)

対談:ゼロ年代の建築的状況をふりかえり、現在とこれからを考える(極私的に。)

塚本由晴(建築家)×中谷礼仁(歴史工学家)

ゼロ年代の都市・建築・言葉 アンケート

assistant有山宙松原慈天内大樹池田剛介伊藤亜紗大山エンリコイサム荻上チキ木内俊克小林恵吾志岐豊平昌子勝矢武之戸田穣中川純中村竜治永山祐子南後由和濱野智史林憲吾平瀬有人福住廉藤村龍至保坂健二朗光岡寿郎村上祐資柳原照弘鷲田めるろアシュレイ・ローリングス

書評:今こそ生態学的批評性を!

柳澤田実(南山大学人文学部准教授、哲学生態学的観点からの人工物[アート、宗教]研究)

対談:万物は流れ、渋滞する──
創発的ASEPアーバニズムにむけて

西成活裕(東京大学先端科学技術研究センター教授)×塚本由晴+貝島桃代(アトリエ・ワン)

強靱かつ官能的に生きた建築家──『シャルロット・ペリアン自伝』レヴュー

柏木博(デザイン論・デザイン史/武蔵野美術大学教授)

建築・都市への「インテリア」的眼差し──「建築家 坂倉準三」展を通して

青井哲人(建築史/明治大学准教授)

家具、この動くもの──ペリアン/ル・コルビュジエ《住宅のインテリア設備》(1928-29)

戸田穣(日仏近現代建築史・庭園史)

自己組織化は設計可能か──スティグマジーの可能性

濱野智史 (株式会社日本技芸リサーチャー/情報環境研究者)

自生的秩序の形成のための《メディア》デザイン──パターン・ランゲージは何をどのように支援するのか?

井庭崇(慶應義塾大学総合政策学部/MIT)

アルゴリズム的思考と新しい空間の表象

柄沢祐輔(建築家)

アトラクションの郊外──ポストモダン都市、名古屋

長谷川一(明治学院大学文学部芸術学科准教授/メディア論)

ニュータウンと幻想

福嶋亮大(文芸評論家/中国文学者)

ニュータウン/郊外における「併置」の問題

松原弘典(建築家/慶應義塾大学SFC准教授)

ARCHITECT TOKYO 2009──アート・ギャラリーで建築展を開くという試み

藤村龍至(建築家)

記録することの意味

天内大樹(日本学術振興会特別研究員/美学芸術学)

音の路上観察へむけて

大門信也(法政大学大学院環境政策研究所特任研究員)+金子智太郎(東京芸術大学美学専攻博士後期課程)

城南島海浜公園周辺のサウンドスケープ

金子智太郎(東京芸術大学美学専攻博士後期課程)+滝山聖士(東京大学大学院学際情報学府博士課程)

宣伝する声──街頭宣伝放送

大門信也(法政大学大学院環境政策研究所特任研究員)

サウンド路上観察のためのブックガイド

大門信也(法政大学大学院環境政策研究所特任研究員)+金子智太郎(東京芸術大学美学専攻博士後期課程)

都市計画としての劇場

倉方俊輔(建築史家)

アートによるまちづくり──十和田と横浜の場合

暮沢剛巳(美術批評)

「都市美」というものに関心をもたない読者にこそ(中島直人『都市美運動──シヴィックアートの都市計画史』書評)

八束はじめ(建築家)

クロスブックレビュー:
建築と都市──1970年、1995年という転換点を超えて

難波和彦(建築家)×藤村龍至(建築家)

「サスティナブル・デザイン+建築の四層構造」と「批判的工学主義+超線形設計プロセス」を「アルゴリズミック・デザイン+進化的設計プロセス」の視点からとらえる試み

松川昌平(建築家)

グローバリズムのアイコン化に抗して

五十嵐太郎(東北大学准教授・建築史)

30代建築家アンケート

石上純也伊藤博之乾久美子菊地宏中村拓志西牟田奈々長谷川豪藤本壮介吉村靖孝LEVEL Architects

過剰の現われ

坂牛卓

アンケート

五十嵐太郎、石川初、今村創平、柄沢祐輔、木村浩之、倉方俊輔、暮沢剛巳、鈴木明、唯島友亮、槻橋修、中谷礼仁、日埜直彦、松田達、松原弘典、皆川典久、山岸剛、横手義洋、米田明

「デコンストラクションの文脈で読む」

南泰裕

「ダマされて ネバられて」

大島滋

「『ガエハウス』は最高のエンターティンメントでした。」

永江朗

「不思議な透徹感で住宅を見ている」

植田実

手塚貴晴+由比《 松之山ステージ「越後松之山『森の学校』キョロロ」》

MVRDV《 松代ステージ「農舞台まつだい雪国農耕文化村センター」》

原広司《十日町ステージ「越後妻有交流館・キナーレ」》

オープニング・トーク

五十嵐太郎

対談1

南泰裕+太田浩史

対談2

南泰裕+今井公太郎

対談3

南泰裕+槻橋修

対談4

南泰裕+五十嵐太郎

対談5

南泰裕+後藤武

都市空間への『愛と欲望』巡る装置

山本光久

大都市の死から線をめぐる抗争へ

小林康夫

もうひとつの「都市/世界」を見る視点

磯崎新

アナクロニズム/縦断する思考

五十嵐太郎

ガラスの粉末としての理論構築

鈴木了二

死を通過した言説

岡崎乾二郎

都市表象分析のアナクロニズム──建築機械、コンピュータ、夢の形象

田中純

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