201708

トポグラフィの生成と言説

写真や映画は、発明以来さまざまな風景のイメージを描き出してきました。場所や空間の見方を規定するトポグラフィ(=場所を描く視覚表象)はどのように変化し、語られてきたのでしょうか。本特集では、佐藤守弘氏と榑沼範久氏の論考のほか、都市形成史研究の佐藤洋一氏と、「場所映画」を提唱する映像作家の佐々木友輔氏による対談を掲載。美学・芸術学や、工学、作品制作の知見から、場所、風景、空間と人間のかかわりを考えます。

場所と人間──トポグラフィの視覚文化論

佐藤守弘(芸術学、京都精華大学教授)

間人の条件
──オイコス/エコロジー空間とその彼岸

榑沼範久(思想史・美学、横浜国立大学大学院教授)

場所の経験を記録する
──映画と都市のイメージ

佐藤洋一(都市形成史、早稲田大学教授)+佐々木友輔(映像作家)


INDEX|総目次 NAME INDEX|人物索引 『10+1』DATABASE
ページTOPヘ戻る