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移動する中心|GAYA 活動メンバー募集「サンデー・インタビュアーズ」説明会(世田谷区・11/27)

ロスト・ジェネレーションによる「声」の採集《準備編》
何を好み、嫌ったのか。
いつ笑い、泣いたのか。
どのように喜び、傷ついたのか。
わたしはもっと知りたい。
あなたを。

家の押入れに眠っていた8ミリフィルム。そこには、昭和の世田谷の暮らしや街並みが、市井の人々の視点から記録されていました。『移動する中心|GAYA』は、2015年から世田谷区内で収集し、デジタル化してきた16時間分のホームムービー(*)を生活文化資料として活用し、その時代を生きた人々のオーラル・ヒストリーをアーカイブするプロジェクトです。

このプロジェクトの活動メンバー(サンデー・インタビュアーズ)を募集します。メンバーは、メンバー自身が話を聞いてみたい人を探します。そして、16時間分のホームムービーの再生をつうじて、語り手の生活史を引き出し、その内容をまとめます。今年度はその《準備編》として、参加者同士の関心を共有したり、必要な技術を学ぶ場を設けます。

プロジェクトの主体は「失われた世代」のあなた(原則、昭和45年~57年ごろに生まれた方)。肉親、職場、ご近所さん...。他人の話に耳を傾けることは、語り手への理解を促すのみならず、あなた自身をより知ることにもなるはずです。あなたの生まれる前の時代と、あなたの生きている時代をつなぎ合わせること。そんな機会をあなたと分かち合いたいです。

*『穴アーカイブ:an-archive』の一環として8ミリフィルムを収集し、デジタル化した映像はウェブサイト「世田谷クロニクル1936-83」で公開しています(いずれも、主催:公益財団法人せたがや文化財団 生活工房、企画制作:remo[NPO法人記録と表現とメディアのための組織])。
ウェブサイトより]


対象
・原則、昭和45年-57年ごろ生まれの方 ※必須
・月例ワークショップに全日参加できる方 ※必須
以下の条件に1つでも該当する方
・「昭和」という時代に興味がある
・「8ミリフィルム」というメディアに興味がある
・「世田谷」という場所に興味がある
・話を聞いてみたいと思っている人がいる

活動内容
月例ワークショップへの参加 ・月1回、各3時間半程度のワークショップを行います(日程は下部スケジュールを参照)。 ・メンバーは毎回の簡単な個別ワークを持ち帰り、次回のワークショップで共有します。 ・ゲストトーカーを招き、手法を学び、ディスカッションを行う回もあります。 ・円滑な情報共有のために、チャットサービス(Slackなど)を利用します。

活動期間
2019年12月~2020年3月

スケジュール(計4回のワークショップ)
■1回目 顔合わせ
メンバー同士がはじめて顔を合わせます。企画趣旨をより深く共有します。
2019年12月22日(日)13:00~16:30
世田谷ものづくり学校
Meeting Room(105)
■2回目 語り手を探す
ゲストトーカーをむかえ、語り手の探し方を考えます。
2020年1月13日(月・祝)13:00~16:30
生活工房 5階セミナールームB
■3回目 語りを聴く
ゲストトーカーをむかえ、語りの聴き方を考えます。
2020年2月23日(日)13:00~16:30
生活工房 4階ワークショップルームA
■4回目 語りをまとめる
これまでの回を振り返りつつ、語りのまとめ方を考えます。
2020年3月1日(日)13:00~16:30
生活工房 4階ワークショップルームA
※活動の進行に合わせ、スケジュール外にフィールドワーク等を行う場合があります。

定員
※応募多数の場合は、選考させていただく場合があります。

参加費
無料 ※プロジェクト参加に伴う交通費などは実費負担となります。

活動場所
世田谷文化生活情報センター 生活工房(東京都世田谷区太子堂4-1-1 キャロットタワー)、その他に世田谷区内の複数の会場も使用予定

募集期間
2019年11月22日(金)- 12月8日(日) こちらの申込フォームよりお申込みください。

※個人情報は厳重に管理し、本事業の運営及びご案内のみに使用します。
※内容は変更になる場合がございます。予めご了承ください。

募集説明会
『移動する中心|GAYA』やメンバーの活動内容の詳細をお話します。
日時:2019年11月27日(水)19:00 - 20:30
会場:世田谷文化生活情報センター 生活工房 セミナールームB(東京都世田谷区太子堂4-1-1 キャロットタワー5階)
トーカー:松本篤(NPO法人remoメンバー/AHA!世話人)
参加費:無料(事前申込不要)
定員:20名


松本篤(まつもとあつし)
1981年生まれ、大阪府在住。remoメンバー。AHA!世話人。"市井の人びとによる記録"に着目したアーカイブプロジェクト・AHA!を2005年に立ち上げる。記録と記憶に関するワークショップの設計から、ウェブサイトの制作まで、さまざまなメディアづくりに関わる。『はな子のいる風景 イメージを(ひっ)くりかえす』(武蔵野市立吉祥寺美術館、2017)企画・編者。

お問い合わせ
特定非営利活動法人記録とメディアと表現のための組織[remo] E-mail:aha.archive.2005@gmail.com

ウェブサイト
活動メンバー募集 ― サンデー・インタビュアーズ




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