PLAY
松田──各賞が決定し、東京理科大学の高橋君、木下君、伊藤君の作品が優秀賞を受賞しました。彼らの作品を推した永山祐子さんに審査評をお願いしたいと思います。
永山──ベッド下空間の面白さに気付いて、プライベートなもので埋め尽くされたベッド空間を噴出させ、ひとつのビルのような形を形成させた。それがまちを形作っているようで、都市を見ているような印象を受けました。[現代都市には、]変な勢いで都市が生まれて来るようなエネルギーを感じるのですけれど、[彼らの作品にも]実際に起きているような物語性を感じてそこに圧倒されました。......