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五十嵐──後半の審議を始めたいと思います。予備審査では、票がばらけたのが印象的です。「ジェンダーを考える家」というテーマは難しいかなと思いつつも基本的な話でもあるのでこのような課題にしました。最初に、一次選考を参加した10組に、この課題が難しかったかという質問をしたいと思います。......
出演者プロフィール
審査員
青木淳(建築家)
西沢立衛(横浜国立大学大学院(Y-GSA)准教授/建築家)
永山祐子(建築家)
草山丈太(東京電力(株)営業部デザインセンター所長)
ナビゲーター
五十嵐太郎(東北大学大学院教授)
発表者
高橋卓+木下康理(東京理科大学院)+伊藤孝仁(東京理科大学)
阿部妙子(武蔵野美術大学大学院)
川嶋智+井上佳祐(東京電機大学大学院)
味園将矢(鹿児島大学大学院)
吉澤健一(芝浦工業大学大学院)
蔵本恭之(広島工業大学大学院)+山根裕紀+佐々木秀幸(広島工業大学)
櫻井雄大(東京大学大学院)
金子知弘(芝浦工業大学)
馬場隆行+岡慶一郎(京都工芸繊維大学大学院)
福田大輔+山根祥嗣(工学院大学大学院)+岩本真菜+丸山裕貴(工学院大学)
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五十嵐──3票ずつ投票したところ、1番に4票、2番に3票、6番に3票、9番に3票とまとまってきました。まず各審査員からなぜ、これを選んだかコメントを頂きたいと思います。......
草山──私は1番に投票しました。フリーハンドで表現されていて、非常に魅力的です。......
永山──私は1番、6番、9番を選んだのですけれども、いずれもジェンダーという言葉から私が思う印象に近いものでした。...
青木──僕は2番、6番、9番ですけれど、最も切実な感じがありました。自分が本当に感じていることからやっているのだとわかることがすごく良いと思いました。......
西沢──僕が選んだのは1番、2番、6番です。僕の印象ではジェンダーから開放されている人たちが作品をつくっているというか、男とか女を超えた中性的な表現を感じました。......
出演者プロフィール
審査員
青木淳(建築家)
西沢立衛(横浜国立大学大学院(Y-GSA)准教授/建築家)
永山祐子(建築家)
草山丈太(東京電力(株)営業部デザインセンター所長)
ナビゲーター
五十嵐太郎(東北大学大学院教授)
発表者
高橋卓+木下康理(東京理科大学院)+伊藤孝仁(東京理科大学)
阿部妙子(武蔵野美術大学大学院)
川嶋智+井上佳祐(東京電機大学大学院)
味園将矢(鹿児島大学大学院)
吉澤健一(芝浦工業大学大学院)
蔵本恭之(広島工業大学大学院)+山根裕紀+佐々木秀幸(広島工業大学)
櫻井雄大(東京大学大学院)
金子知弘(芝浦工業大学)
馬場隆行+岡慶一郎(京都工芸繊維大学大学院)
福田大輔+山根祥嗣(工学院大学大学院)+岩本真菜+丸山裕貴(工学院大学)
建築の規則を超えて
坂牛卓+松田達+土屋健太(信州大学)
2010年1月22日 長野市内某所 MP3 12.1MB 26'31''
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松田──今日は、坂牛先生の考えている建築のハードコアについてお聞きしたいと思います。まずは、デビット・スチュアート先生のもとでどのようなことをされていたのか、理論的なものへの関心は東工大に在学していた頃からあったのかなど教えていただけますか。
坂牛──デビット・スチュアートは僕の学部4年生の時の卒業論文指導教官で、彼はもともとイギリスのロンドン大学コートルード研究所で、コルビュジエ論をやっていました。ニコラス・ペヴスナーやレイナー・バンハムの系列にいる先生でした。僕は4年の時に、コルビュジエ論をやりまして、その後、大学院に行って篠原研究室に入ったのです。篠原先生はとてもイクスクルーシブな、自律的な建築を作る人です。つまり、外部環境がどうかということは問題でないし、施主がどうかということも問題ではない。美しいものは美しい、というような建築を作る人です。僕は、全く逆の考えを持っている場所にも行ってみたいと思って、アメリカのカリフォルニア大学ロサンゼルス校に行きました。......
出演者プロフィール
坂牛卓
1959年東京生まれ。信州大学工学部建築学科教授。1983年に東京工業大学工学部建築学科を卒業後、1985年にUCLA大学院建築学科修了。1986年に東京工業大学大学院修士課程修了。
日建設計勤務を経て、1999年よりO.F.D.A associates共同主宰。主な作品に《リーテム東京工場》《角窓の家》ほか。
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松田──2010年3月23日から27日まで南洋堂書店のN+ギャラリーにおいて、「建築女子」の展覧会が開かれます。建築女子は、建築を学ぶ女子学生によるグループで、現在全員が大学3年生です。学部の3年生で展覧会をすることは珍しいことだと思うのですが、始める経緯やきっかけなどをお聞きしたいと思います。
南──前回の建築系ラジオの収録にオーディエンスとして来ていた日本大学の島矢さんから、女子だけの展覧会をできないかという相談を受けました。twitterなどを介して話が広がり、あっという間に南洋堂で実際に展覧会をすることになったというのも面白いですね。
島矢──建築女子の代表で、日本大学理工学部建築学科の島矢です。この展示会をするきっかけは、3年生の後期というのは大学院にいくか就職するかという進路を決める時期です。展覧会は自分たちの将来を考えるきっかけにもなるし、自分たちにとっても刺激になります。これまで学外で何かをすることがなかなかなかったので、よい機会だと思って企画をしました。
出演者プロフィール
建築女子メンバー
島矢愛子(日本大学理工学部建築学科)
渋谷舞(日本大学理工学部建築学科)
植松千明(信州大学)
今野未奈美(東海大学建築学科)
加藤悠(日本女子大学)
富永美保(芝浦工業大学工学部建築学科)
田中蘭(芝浦工業大学建築工学科)
関連項目
建築女子展覧会「私たちのアトリエ…女子だけ?!」
現在大学3年生の建築女子による設計課題展示会
参加校:日本大学、日本女子大学、信州大学、東海大学、芝浦工業大学
出展作品数:日本大学2、日本女子大学1、信州大学1、東海大学1、芝浦工業大学2
期間:2010年3月23日(火)〜27日(土)
11:00〜19:00 入場無料
場所:南洋堂書店4階 N+ギャラリー 03-3291-1338
http://www.nanyodo.co.jp/
主催:建築女子
後援:南洋堂書店、建築系ラジオ
アドバイザー:南泰裕
建築女子展覧会
1──
私たちのアトリエ…女子だけ?! その1 10.03.11
2──
私たちのアトリエ…女子だけ?! その2 10.03.18
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南──.........いま、展覧会の準備を皆さんで進めていこうとしている最中なんですが、せっかくなので会場の構成について説明して頂きたいと思います。
島矢──展覧会では部屋のわりに一人ひとりの模型が大きく、それが7人分入るので、部屋がキツキツになり来てくれた人たちが見にくくならないように模型を壁際に配置することにしました。今回の展示の内容としては、それぞれの大学で出た課題を持ち寄って見てもらおうと思っています。ほかにプロジェクターを用意して、簡単なプレゼンテーションを流しています。.........
出演者プロフィール
建築女子メンバー
島矢愛子(日本大学理工学部建築学科)
渋谷舞(日本大学理工学部建築学科)
植松千明(信州大学)
今野未奈美(東海大学建築学科)
加藤悠(日本女子大学)
富永美保(芝浦工業大学工学部建築学科)
田中蘭(芝浦工業大学建築工学科)
関連項目
建築女子展覧会「私たちのアトリエ…女子だけ?!」
現在大学3年生の建築女子による設計課題展示会
参加校:日本大学、日本女子大学、信州大学、東海大学、芝浦工業大学
出展作品数:日本大学2、日本女子大学1、信州大学1、東海大学1、芝浦工業大学2
期間:2010年3月23日(火)〜27日(土)
11:00〜19:00 入場無料
場所:南洋堂書店4階 N+ギャラリー 03-3291-1338
http://www.nanyodo.co.jp/
主催:建築女子
後援:南洋堂書店、建築系ラジオ
アドバイザー:南泰裕
建築女子展覧会
1──
私たちのアトリエ…女子だけ?! その1 10.03.11
2──
私たちのアトリエ…女子だけ?! その2 10.03.18