米田明インタヴュー

日本の建築空間・その2〈プチ崇高〉について

米田明+南泰裕+松田達

2008年12月27日 アトリエ・アンプレックス(南泰裕事務所) MP3 11.4MB 24'50''

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前回お話しした〈やぶれた空間〉が現代においてどういう意味を持つのか、それを建築ではどのように扱えるのかを考えたとき、西洋でいう「崇高性」のような表現が思い浮かびます。それは一種の、理性では覆い尽くせない〈やぶれた空間〉を指しているのだと思うのです。それは非常に遠いものや、大きいものなど、理性で把握しえないものです。日本の〈やぶれた空間〉のなかには、それを引き寄せて、触れられないのだけれども近場に置いておこうという作法があります。その感覚をあえて繋いでいった先に「かわいい」という感覚はあるのかもしれません。"

出演者プロフィール

米田明
1959年兵庫県生まれ。建築家。1982年東京大学工学部建築学科卒。1984年同大学院修士課程修了。竹中工務店設計部に勤務後、1991年ハーバード大学大学院修士課程を修了。同年アーキテクトン設立。2004年より京都工芸繊維大学大学院助教授。主な作品に《BLOC》《HP》《△》がある。《BLOC》で第20回吉岡賞受賞。
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建築についてのさまざまな話題を音声番組として全国配信する「建築系ラジオ/ r4」。音声が持つ可能性とネットのアーカイブ性を組み合わせた、新しい建築メディアの試みです。「r4」は、パイロット版を経て、4人のコアメンバー が4つの"r"をキーワードとしてあげることから名付けられました。建築家への インタヴューの他、学生を交えた連載番組や、公開討議など、多彩な構成 で、建築について語ります。

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