INFO

RSS

安藤忠雄氏講演会「夢をもって走れ」(京都・5/17)

世界的に活躍しておられる建築家・安藤忠雄氏をお招きし、講演会を開催いたします。 「夢もって走れ」...

LIXIL住生活財団(旧トステム建材産業振興財団)主催 国際大学建築コンペ 公開審査会聴講者募集

世界9カ国・12大学が参加する国際大学建築コンペ(指名制)最終公開審査会の聴講者を募集する。 一次審...

『群像としての丹下研究室』刊行記念 丹下健三研究室の構想力──彼らが目指した「建築の〈本義〉」とは 北山恒×豊川斎赫×南後由和(渋谷・5/27)

『群像としての丹下研究室』の発刊を記念し、著者の豊川斎赫さん、ゲストにY-GSAの校長で建築家の北山...

建築レクチュアシリーズ 217[nie - ichi - nana ]ゲスト:青木淳(大阪・6/14)

大阪を拠点に活動を行う2人の建築家の芦澤竜一(あしざわりゅういち)氏と平沼孝啓(ひらぬまこうき)氏が...

SDレビュー2012 作品募集

SDレビューは、実際に「建てる」という厳しい現実の中で設計者がひとつの明確なコンセプトを導き出す、...

ベネッセアートサイト直島20周年企画「生成SEISEI」建築鑑賞&シンポジウム

ベネッセハウスは2012年7月にオープン20年を迎えます。節目に当たる20周年に、アート活動に深く関...

シンポジウム「シェアの未来」第2回 シェアの経済学(渋谷区・5/26)

「シェア」をキーワードに、いま私たちの周りで起こりつつあること、その背景にあるもの、その先に私たち...

シャルロット・ペリアンと日本(目黒区・4/14〜6/10)

20世紀の建築とデザインに革新をもたらしたフランスの女性建築家・デザイナーのシャルロット・ペリアン...

GA HOUSES PROJECT 2012(渋谷・〜5/20)

世界各地で住宅設計に携わる建築家による、 進行中の住宅プロジェクト59件を紹介する展覧会「GA HO...

「伊東建築塾」が2012年度プログラムスタート(5月〜)

これからの建築を考える新しい建築教育の場「伊東建築塾」は、 2012年度プログラムを5月よりスタート...
建築インフォメーション
『10+1』DATABASE リノベーションフォーラム
10+1 web siteでは都市/建築に関する展覧会、イベントなどを紹介しています。情報掲載を希望される方はinfo@10plus1.jpまで情報をお送りください。なお、掲載の是非や、掲載内容、時期につきましては、編集部にて検討させていただきます。

10+1 web siteに掲載のテキスト・写真の著作権は、テキスト・写真の著者・撮影者に帰属します。
特に断りのない限り、著作権法に定められた著作物の利用規定を逸脱し、記事・図版を転載使用する事はお断り致します。
Copyright (c) 2001-2011 LIXIL Corporation
Powered by Movable Type 4.2

200801

88 金沢

金沢には空襲と大地震がなかったおかげで、藩政期にできた都市の「型」が途切れることなくなぞられ続けてきた。
その「型」とは、金沢城を中心とした城下町の作りに端を発し、具体的にはいくつかの用水を基準にした町割りと道路、細長い町家の敷地割りから成る単線の模様のようなもので、その模様の編み目の一つひとつに、1──藩政期の建物、2──明治維新前後の近代建築、3──現代建築が混在するというのが現在の金沢の街の構造であると言える★1
よって、金沢の建物を見るときには、個々の建物の建ち方と同時に、それらが置かれている「地」の模様とも言うべき町の構造が強く意識される。実際、街中を湾曲して流れる用水や、間口の狭い町家の敷地割り、曲りくねった小道の果てに突然現われる広見など、日常生活のなかに表れる「型」そのものが、金沢らしさとでもいうべき独自の様相を呈している。
今回ここに挙げた30弱の建物の多くは、犀川と浅野川に挟まれた旧金沢市街地に位置する(金沢工業大学、中谷宇吉郎雪の科学館、石川県西田幾多郎記念哲学館、野々市町役場新庁舎を除く)。もしもこれらを訪ね歩く機会があれば、単独の建築写真では伝えきれないこの「型」を、体感していただけると思う。
最後に、人口の空洞化と町家などの老朽化が進む旧市街地では、古い建物のリノベーションに関心が高まっており、旧石川県庁舎や、北国銀行武蔵ケ辻支店、住み手のいなくなった町家を再生させる動きがあることを付記しておきたい。
撮影は主に2007年秋から冬にかけて行なわれたが、以前に撮りためておいたものも含まれる。
撮影協力=中嶋真人・西川文浩・森田雄一朗(以上金沢工業大学)・CAAK; the Center for Art&Architecture, Kanazawa
★1──2007年金沢21世紀美術館のプロジェクトとして金沢の都市調査を行ったアトリエ・ワンは、町家という都市の構成要素が、その枠を残しつつ立て替え等によって更新されていく様を「新陳代謝」と呼んでいる。
出典=『アトリエ・ワンと歩く 金沢、町家、新陳代謝』、金沢21世紀美術館、2007



[撮影者:林野紀子 林野紀子建築設計事務所]

→ 「公開の原則と著作権について」

前の記事:89 スリバチのすすめ
次の記事:87 横浜(デイケアセンター)
Photo Archives|五十嵐太郎