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カンのサン=テティエンヌ教会堂(男子修道院)
St-Etienne,
Caen, France, 1062-77, 1130-1135頃(リブ・ヴォールト).

フランス国王の臣下の身でありながら、ノルマンディー公ギヨームがイングランドに攻め込み、イングランド国王に即位したのは1066年のことだった。カンの町はギヨームの本拠であり、彼がこの地に男子修道院の建設を命じたのが1062年のことである。この教会堂のファサードは後のゴシック建築のファサードの典型的なデザインとなっていく。
西側ファサード