PHOTO ARCHIVES

24 ポルトガル

シザの建築とポサーダ(修道院などのリノベーションによるホテル)を見るためにポルトガルを回ってきました。車で2400キロちょっとの行程です。日本でシザの資料に感じていたのは「この写真では何かが抜け落ちている」という感覚でした。徹底した「白」への傾倒が一見ヴァーチュアルな空間の印象を与えていました。その不可解さに対し現地で身をもって判断してこようと考えました。
近代空間を標榜するシザのテーゼにもかかわらずそこでは空間はパラーディオのようにむしろ「伝統的な実体」として取り扱われていることが理解できました。「空間」はけっして空虚/voidではないのです。非常に密実な内容を持って身体に訴えかけるオブジェクトでした。その意味で初期のレサのプールと、新しいポルト現代美術館の間には断絶はないのです。



[撮影者:新堀学(建築家)]

→ 「公開の原則と著作権について」

 

[リスボン Lisbon]

pic  ギュスターヴ・エッフェル《サンタ・ジュスタ・エレベーター》
       Gustave Eiffel, Elevador de Santa Justa

pic  アルヴァロ・シザ・ヴィエイラ《ポルトガル・エキスポ '98》
       ALVARO SIZA VIEIRA, Expo '98 Portuguese Pavilion

[レサ・ダ・パルメイラ Leca da Palmeira]

pic  アルヴァロ・シザ・ヴィエイラ《レサの海浜プール》 [1] [2]
       ALVARO SIZA VIEIRA, Quinta da Conceicao swimming pool

pic  ボア・ノバ・ティーハウス / レストラン
       Boa Nova tea-house/restaurant

[ポルト Porto]

pic  アルヴァロ・シザ・ヴィエイラ《アルヴァロ・シザ・オフィース》
       ALVARO SIZA VIEIRA, Alvaro Siza office

pic  アルヴァロ・シザ・ヴィエイラ《ポルト大学建築学部》 [1] [2] [3]
       ALVARO SIZA VIEIRA, Faculty of Architecture, University of Porto

pic  アルヴァロ・シザ・ヴィエイラ《カルロス・ラモス・パヴィリオン》
       ALVARO SIZA VIEIRA, Carlos Ramos Pavillion

pic  アルヴァロ・シザ・ヴィエイラ《ポルト現代美術館》 [1] [2]
       ALVARO SIZA VIEIRA, Contemporary Art Museum Porto

[ヴィラ・ド・コンデ Vila do Conde]

pic  《ボルゲス・イルマン銀行》
       Borges e Irmao bank

[アマレス Amares]

pic  エデュアルド・ソウト・モウラ《ポウザーダ・サンタ・マリア・ド・ボウーロ》 [1] [2]
       EDUARDO SOUTO MOURA, Pousada Santa Maria do Bouro

[サンチャゴ・デ・コンポステラ Santiago de Compostela]

pic  アルヴァロ・シザ・ヴィエイラ《現代美術ガリシアセンター》 [1] [2]
       ALVARO SIZA VIEIRA

pic  アルヴァロ・シザ・ヴィエイラ《サンチャゴ大学メディア科学学部》
       ALVARO SIZA VIEIRA, Faculty of Media Science, Santiago University

[マルコ・ドゥ・カナヴェーゼス Marco de Canavezes]

pic  アルヴァロ・シザ・ヴィエイラ《マルコ・ドゥ・カナヴェーゼス・サンタマリア教会》 [1] [2] [3]
       ALVARO SIZA VIEIRA, Santa Maria Church of Marco de Canavezes

[オリヴェイラ・デ・アゼメイス Oliveira de Azemeis]

pic  アルヴァロ・シザ・ヴィエイラ《ピント&ソット・マヨール銀行》
       ALVARO SIZA VIEIRA, Pinto and Sotto Mayor Bank

[アヴェイロ Aveiro]

pic  アルヴァロ・シザ・ヴィエイラ《アヴェイロ大学、給水塔》
       ALVARO SIZA VIEIRA, Water Tower, University of Aveiro

pic  アルヴァロ・シザ・ヴィエイラ《アヴェイロ大学、図書館本館》 [1] [2]
       ALVARO SIZA VIEIRA, Main Library, University of Aveiro

[セトゥーバル Setubal]

pic  アルヴァロ・シザ・ヴィエイラ《セトゥーバル教育大学》
       ALVARO SIZA VIEIRA, Water Tower, Setubal College of Education

pic  フィリペ・セルジオ《セトゥーバル・ポウザーダ》
       Filipe Terzio, Setubal Pousada


このエントリーをはてなブックマークに追加

前の記事:25 蘇州
次の記事:23 台湾
Photo Archives|五十嵐太郎

INFORMATIONRSS

ディスカッション「記憶・記録を紡ぐことから、いまはどう映る?」(千代田区・2/19)

社会状況や人の営み、時には自然災害によって移ろいゆく土地の風景。いま、私たちが目にする風景は、どの...

 ディスカッション「どこまでが『公』? どこまでが『私』?」(千代田区・1/29)

日常生活のなかで、「公」的な場所と「私」的な場所は、対比関係にあるものとしてとらえがちです。しか...

対談「磯崎新×浅田彰」「インポッシブル・アーキテクチャー」展(大阪府・2/15)

国立国際美術館で開催中の展覧会「インポッシブル・アーキテクチャー──建築家たちの夢」の関連企画とし...

座談会「彫刻という幸いについて」(府中市・2/23)

府中市美術館で開催中の展覧会「青木野枝 霧と鉄と山と」(3月1日まで)の関連企画として、座談会「彫...

展覧会「超看板 SIGNS & BEYOND Vol.2」(渋谷区・1/10-19)

「超看板」は、建築家、デザイナー、アーティストなど、異なる分野で活動するコラボレーターと協働し、既...

展覧会「アイノとアルヴァ 二人のアアルト 建築・デザイン・生活革命」(江東区・12/20-2/27)

世界的建築家のアルヴァ・アアルトとその妻、アイノ・アアルトが1920年から1930年にかけて追及し...

「いま」を考えるトークシリーズVol.9「観光と都市のモビリティそしてアート」(京都・1/11)

多様な角度から同時代の社会を知り、捉え直すためのトピックを挙げ、それにまつわるゲストを招く連続トー...

安藤忠雄早稲田大学特別講演会「夢かけて走る」(新宿区・1/21)

2020年1月21日に早稲田大学西早稲田キャンパスにて、 安藤忠雄氏の早稲田大学特別講演会「夢かけ...

展覧会 「モダンデザインが結ぶ暮らしの夢」(港区・1/11-3/22)

1928年、初の国立デザイン指導機関として仙台に商工省工芸指導所が設立され、1933年には来日中の...

対談 「岡﨑乾二郎──視覚のカイソウ」展 斎藤環+岡﨑乾二郎(愛知県・1/13)

豊田市美術館で開催中の展覧会「岡﨑乾二郎──視覚のカイソウ」の関連企画として、本展出品作家の岡﨑乾...

「窓展:窓をめぐるアートと建築の旅」(千代田区・-2/2)

わたしたちのくらしにとって窓はほんとうに身近なもの。それは光や風を室内に取り入れながら、寒さや暑さ...

「磯崎新─水戸芸術館縁起─」(茨城・11/16-1/26)

建築家・磯崎新による美術館設計を振り返るシリーズの一環として、当館では水戸芸術館の設計コンセプトや...
建築インフォメーション
Twitter Feed
ページTOPヘ戻る