PHOTO ARCHIVES

128 英国の庭園

128 英国の庭園

イギリスはガーデンの国である。その手法と思想がアメリカで開花し、近代ランドスケープアーキテクチュアの源流となった18世紀の自然風景式庭園から、世界の庭園愛好家が聖地のように訪れる現代のコテージガーデンまで、イギリスの庭園文化はその影響を世界に及ぼし続けてきた。その歴史の厚みと様式の多様さからか、専門的な庭園研究では大衆化したコテージガーデンが触れられることは少なく、一方で雑誌やテレビなどのマスメディアで自然風景式庭園の歴史が紹介される機会はまれである。しかし、バラのアーチやクレマチスの這うレンガの壁に囲まれた、ボーダー花壇に宿根草花の咲き乱れる懐古趣味的で折衷様式の庭園も、歴史的にとらえるならば、アレキサンダー・ポープ以来の「人と自然の関係の模索」のひとつのありかたである。
以下、2006年6月に訪れた、イングランド中央部のコッツウォルズとその周辺の庭園の一部を紹介したい。イギリスの庭園を旅行で訪れる場合、大規模な庭園の多くは交通の便が良いとは言えない田舎にあるため、いくつもの庭園を効率よく回るのは難しい。事前に開園日やアクセスをよく調べておく必要がある。多くの名園がナショナルトラストの管轄になっている。都市部の個人庭園などは、ナショナル・ガーデンズ・スキームというオープンガーデンネットワークのガイドブックを利用すると、容易に観覧することができる。

[撮影者:石川初(株式会社ランドスケープデザイン)]

→ 「公開の原則と著作権について」

pic  ウィリアム・ケント《ロウシャム・ハウス》 [1]

pic  ウィリアム・ケント《ロウシャム・ハウス》 [2]

pic  ウィリアム・ケント《ロウシャム・ハウス》 [3]

pic  ガートルード・ジーキル+エドウィン・ラッチェンズ《ヘスタクーム》 [1]

pic  ガートルード・ジーキル+エドウィン・ラッチェンズ《ヘスタクーム》 [2]

pic  ガートルード・ジーキル+エドウィン・ラッチェンズ《ヘスタクーム》 [3]

pic  ガートルード・ジーキル+エドウィン・ラッチェンズ《ヘスタクーム》 [4]

pic  ローレンス・ジョンストン《ヒドコート・マナー・ガーデン》 [1]

pic  ローレンス・ジョンストン《ヒドコート・マナー・ガーデン》 [2]

pic  ローレンス・ジョンストン《ヒドコート・マナー・ガーデン》 [3]

pic  ミュアー夫妻《キフツゲート・コート・ガーデン》 [1]

pic  ミュアー夫妻《キフツゲート・コート・ガーデン》 [2]

pic  フィリス・ライス《ティンティンハル・ガーデン》 [1]

pic  フィリス・ライス《ティンティンハル・ガーデン》 [2]

pic  ジョン・ブルックス《デンマンズ・ガーデン》 [1]

pic  ジョン・ブルックス《デンマンズ・ガーデン》 [2]

pic  コッツウォルズ地方の村の景観 [1]

pic  コッツウォルズ地方の村の景観 [2]

 


このエントリーをはてなブックマークに追加

前の記事:129 京都
次の記事:127 スペイン(カサレス+バレンシア)
Photo Archives|五十嵐太郎

INFORMATIONRSS

AIT ARTIST TALK #78 「建築の感情的経験」(渋谷区・2/19)

レジデンス・プログラムを通じてオランダより招聘しているアーティスト、ペトラ・ノードカンプによるトー...

高山明/Port B「模型都市東京」展(品川区・2/8-5/31)

建築倉庫ミュージアムは、建築模型に特化した保管・展示施設として、これまで様々な展覧会を開催してき...

ディスカッション「記憶・記録を紡ぐことから、いまはどう映る?」(千代田区・2/19)

社会状況や人の営み、時には自然災害によって移ろいゆく土地の風景。いま、私たちが目にする風景は、どの...

 ディスカッション「どこまでが『公』? どこまでが『私』?」(千代田区・1/29)

日常生活のなかで、「公」的な場所と「私」的な場所は、対比関係にあるものとしてとらえがちです。しか...

対談「磯崎新×浅田彰」「インポッシブル・アーキテクチャー」展(大阪府・2/15)

国立国際美術館で開催中の展覧会「インポッシブル・アーキテクチャー──建築家たちの夢」の関連企画とし...

座談会「彫刻という幸いについて」(府中市・2/23)

府中市美術館で開催中の展覧会「青木野枝 霧と鉄と山と」(3月1日まで)の関連企画として、座談会「彫...

展覧会「アイノとアルヴァ 二人のアアルト 建築・デザイン・生活革命」(江東区・12/20-2/27)

世界的建築家のアルヴァ・アアルトとその妻、アイノ・アアルトが1920年から1930年にかけて追及し...

展覧会 「モダンデザインが結ぶ暮らしの夢」(港区・1/11-3/22)

1928年、初の国立デザイン指導機関として仙台に商工省工芸指導所が設立され、1933年には来日中の...

「窓展:窓をめぐるアートと建築の旅」(千代田区・-2/2)

わたしたちのくらしにとって窓はほんとうに身近なもの。それは光や風を室内に取り入れながら、寒さや暑さ...
建築インフォメーション
Twitter Feed
ページTOPヘ戻る