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トークイベント『土壁と柿 妙喜庵 待庵 書院及び茶室待庵 保存 修理の記録』刊行記念 藤森照信×田村尚子(中央区・11/21)

 トークイベント『土壁と柿 妙喜庵 待庵 書院及び茶室待庵 保存 修理の記録』刊行記念 藤森照信×田村尚子(中央区・11/21)

『土壁と柿 妙喜庵 待庵 書院及び茶室待庵 保存 修理の記録』の刊行を記念して、建築家であり建築史家の藤森照信さん、保存修理の撮影をされた写真家・田村尚子さんによるトークイベントを開催します。
千利休が築いた茶室「待庵」は、現在4棟しかない国宝茶室のひとつです。天井、土壁、窓とそこから入る光。わずか二畳という極小空間に凝縮された建築意匠は日本の美意識のひとつの極致ともいえます。
この度刊行された『土壁と杮』は、2019年に行われた妙喜庵書院及び茶室待庵の保存修理の様子を、撮影した写真記録集となっており、妙喜庵住職や専門家による書き下ろしテキストも掲載されています。
今回、数々のユニークな茶室を手がけられており、利休の茶室についての論考も書かれている藤森さんをお招きし、妙喜庵 待庵保存修理を撮影した田村さんと茶室や写真について語っていただきます。[ウェブサイトより]


日時
2019年11月21日(木)

会場
銀座 蔦屋書店
(東京都中央区銀座6丁目10-1 GINZA SIX 6F)

参加条件
銀座 蔦屋書店にて下記の商品をご購入いただいた方にご参加いただけます。
・イベント参加対象商品書籍『土壁と柿 妙喜庵 待庵 院及び茶室待庵 保存 修理の記録』2,970円/税込

申込方法
詳細はウェブサイトをご確認ください。

登壇者
■藤森照信(ふじもり てるのぶ)
昭和21年、長野県生まれ。建築家、建築史家。近著として、『藤森照信のクラシック映画館』(青幻舎)『近代建築 そもそも講義』(新潮社)。建築作品としては〈ラコリーナ近江八幡 草屋根〉〈多治見市モザイクタイルミュージアム〉など。極小建築としての茶室にも関心があり、〈高過庵〉〈低過庵〉〈空飛ぶ泥舟〉など国内外に多くの作品がある。

■田村尚子(たむら なおこ)
徳島生まれ、京都在住。1998年より写真作品を中心に国内外での展覧会など多数。著書に『Voice』(青幻舎)、フランス精神科病院を撮影したシリーズケアをひらく『ソローニュの森』(医学書院)、『タウマタ』(T.I.G.ギャラリーparis/tokyo)他、真珠庵『杮』屋根葺替記録写真集を刊行。art&cinemaヴュッター公園を主宰する。vutterkohen.com

書籍
『土壁と杮 妙喜庵 待庵 書院及び茶室待庵保存修理の写真記録』
千利休が築いた現存する唯一の茶室であり、現在4棟しかない国宝茶室の一つにも数えられる「待庵」。平成30年6月に発生した大阪府北部地震の影響で、土壁の一部に亀裂が入ったことをきっかけに、23年ぶりとなる土壁と杮葺屋根の修復が行われた。本書はその修復の過程を、京都在住、国内外で活躍する写真家の田村尚子が丁寧に撮影した写真と、古川泰造による竣工写真で構成されている。妙喜庵住職や専門家による書き下ろしテキストや図面、および、2014年に行われた中村昌生氏と齋藤光義氏の対談も収録。

写真:田村尚子、古川泰造
テキスト:武田士功(妙喜庵住職)、日向進(京都工芸繊維大学名誉教授)、鶴岡典慶(京都府教育庁指導部文化財保護課)
特別付録:中村昌生(建築家・建築史家)と齋藤光義(数寄屋大工棟梁)対談
デザイン:木村幸央
編集・制作:田村尚子(ヴュッター公園)
発行:公益財団法人竹中大工道具館
発行日:2019年11月1日
販売元:ヴュッター公園

詳細はウェブサイトをご覧ください。

ウェブサイト
トークイベント『土壁と柿 妙喜庵 待庵 書院及び茶室待庵 保存 修理の記録』刊行記念 藤森照信×田村尚子




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