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戦後空間シンポジウム 04「バブル・震災・オウム教─1990年代、戦後空間の廃墟から─」(港区・11/22)

主旨
「戦後空間シンポジウム」第 4回目のシンポジウムは戦後空間の変質に目を向け、80年代後半から90年代を扱う。バブルは戦後空間を駆動させた高度経済資本の成長が、イメージゲームにまで展開した。震災は公共福祉を目的とし邁進してきた建築・都市の法的精神を温存させつつも、安全と従来の生活文化に矛盾を生じせしめ、その後の建築行政のあり方の方向性を決定した。オウム教は「ユートピア」を目指す組織が、その実現にあたって政治権力のみならず一般市民までをも敵とした事件であった。これは戦後空間が保証してきた自由な表現活動一般に対しての大きな挫折となった。重要なことは、それらが連動していたことである。この3つの要素とその余波が絡み合うことで、戦後空間の変質が確固とした流れとして現れてきたと言えるのではないか。
第4回目のシンポジウムは以上のような要素の出現がその後、現在までの戦後に与えた空間の 特質を導きたいのである(本シンポジウムは、建築歴史・意匠委員会の戦後空間WGが企画するものです)。


挨拶・司会
松田法子(京都府立大学)、中谷礼仁(早稲田大学)

報告
山形浩生(翻訳家)、古賀義章(ジャーナリスト)、牧紀男(防災研究)

コメンテーター
石山修武(早稲田大学名誉教授)、布野修司(日本大学)

レビュアー
村上しほり(神戸大学)

日時
2019年11月22日(金)17:00-

会場
建築会館会議室(東京都港区芝 5-26-20 建築会館3階)

定員
70 名(申し込み先着順)

参加費
会員 1,500 円、会員外 2,000 円、学生 1,000 円(当日会場でお支払いください)

申込方法
以下のWebよりお申し込みください
https://www.aij.or.jp/event/detail.html?productId=625052




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