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川田知志「Open Room」(大阪府・9/2-10/13)

「壁画」を主軸とするインスタレーション制作によって、視覚芸術と都市空間との関わりを提示する美術家・川田知志。絵画の古典技法であるフレスコ画を応用し、実空間をトレースした仮設壁を自ら設置したうえに漆喰と顔料で描く独自の手法で、2015年より半恒久的な壁画制作を開始。銭湯、学校、ショッピングモール、自然の中の散策路、アートセンターのエントランスや廊下や階段の踊り場といった公共の場に介入し、現代の都市空間の記憶の重なりを可視化する新しい壁画表現に取り組んでいます。(...)
川田は現在、壁画の移動や帰属空間からの自律を意識した制作を実践しています。本展では、「壁面の構造の解体」をテーマに、フレスコの絵を壁から外し素材に置き換えた布と、支持体の仮構を用いた標本形態によるインスタレーションを発表します。「Open Room」とは、場所の特性をもたないホワイトキューブやスタジオにおける展示や習作を表します。表現に必要な作品要素のすべてを同等のものとして捉えなおし、都市空間と作品との関係性を他者と思考するための作家のシュミレーション空間ともいえるでしょう。初日には、キュレーター・服部浩之氏とのトークも行い、川田にとっての「壁画」制作とは何かを探ります。[ウェブサイトより]


会期
2018年9月2日(日)- 10月13日(土)
11:00 - 19:00(土曜日、9月2日は17:00まで)

休廊日
日・月曜日(但し、9月2日を除く)

会場
アートコートギャラリー
(大阪市北区天満橋1-8-5 OAPアートコート1F)

関連イベント
■対談 9月2日(日)14:00 - 16:00
服部浩之(インディペンデント・キュレーター)×川田知志
■レセプション 同日16:00-17:00

ウェブサイト
http://www.artcourtgallery.com/exhibitions/10777/




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