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「飯沼珠実―建築の瞬間/momentary architecture」展(神奈川県・5/19-7/16)

飯沼珠実は、建築やその周囲の空間を写真をとおしてとらえ、プリントやアーティストブックにその様相を表現してきました。飯沼は建築を、無機質な物体ではなく、建築家をはじめその建設に携わった人々や、その内部や周囲を往来した人々の記憶が降り積もった、温度のある存在として考えています。こうした着想から、建造物の構造的な美しさに加えて、「建築」に漂う空気や記憶までをも表現した、洗練された写真作品を制作してきました。
今回の展覧会では、飯沼が過去に撮影した作品に加え、強羅や仙石原といった箱根の地を新たに撮り下ろした作品を公開します。温泉地、観光地としての古い歴史を持つ箱根には、数多くのホテルや旅館、美術館などの建造物が建てられてきました。そしてそれらが佇む広大で豊かな森のなかには、湯けむりや、木々の間から差し込む光の線、地中の水分が柱状に凍った霜柱といった、一時的に発生しては儚く消える、自然のなかの建築的な構造体もまた姿を現します。国内外の都市を撮影してきた飯沼が、箱根の地をテーマに「建築」の息づく空間と時間をとらえた作品をご紹介いたします。[プレスリリースより]


会期
2018年5月19日(土) - 7月16日(月・祝)

日時
9:00 - 17:00(入館は16:30まで)

会場
ポーラ美術館(神奈川県足柄下郡箱根町仙石原小塚山1285)

休館日
無休

入館料
大人 ¥1,800(1,500)円
シニア割引65歳以上)1,600(1,500)円
大学・高校生 1,300(1,100)円
中学・小学生[土曜日無料]700(500)円
障害者手帳をお持ちのご本人及び付添者(1名まで)1,000(1,000)円
*料金はいずれも消費税込みです
*( )内は15名以上の団体料金
*シニア割引と障害者手帳をお持ちのご本人及び付添者の割引は、ほかの割引との併用はできません

ウェブサイト
www.polamuseum.or.jp




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