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高山明講演会「都市と演劇」(文京区・1/6)

 高山明講演会「都市と演劇」(文京区・1/6)

高山/Port Bが行なってきた演劇プロジェクトを紹介しながら、それがどのように都市の見方や使い方を変え、都市を学びの場に変容させるか、演劇的思考の有効性を検討する。具体的には以下の四つのプロジェクトを扱いたい。
・ヨーロピアン・シンクベルト
セドリック・プライスの『ポタリーズ・シンクベルト』を読み替え、難民が避難してくるバルカンルートを「シンクベルト(思考帯)=大学」に変えてしまおうというプロジェクト。
・ヘテロトピア・プロジェクト
「実在するけれども絶対的に異なる場所」としてのヘテロトピア。フーコーが再発見し、発展させたこの概念に向き合い、都市プロジェクトに応用する。東京、台北、アテネ、ベイルートの例から方法としてのヘテロトピアを考える。
・東京修学旅行プロジェクト
アジアからの修学旅行生はどのように東京を見ているか?実在する修学旅行をベースに、国ごとに東京観光ツアーをつくり、シリーズ化する試み。
・ワーグナー・プロジェクト
劇場は「社会」をつくりだす装置である。この考えを実現したワーグナーに向き合い、『ニュルンベルクのマイスタージンガー』の上演を通して、劇場に新しい「お祭り広場」を出現させる。[広報資料より]


日時
1月6日(土)17:00-18:30

会場
東京大学本郷キャンパス 工学部1号館 15号講義室

予約不要、聴講無料、定員150名先着順


講演者経歴
高山明:
演出家。1969年生まれ。演劇ユニットPortB(ポルト・ビー)主宰。東京藝術大学大学院映像研究科准教授。既存の演劇の枠組を超え、実際の都市を使ったインスタレーション、ツアー・パフォーマンス、社会実験プロジェクトなど、現実の都市や社会に介入する活動を世界各地で展開している。近年では、美術、観光、文学、都市プロジェクトといった異分野とのコラボレーションに活動の領域を拡げ、演劇的発想・思考によって様々なジャンルでの可能性の開拓に取り組んでいる。





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