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Y-GSA国際シンポジウム「都市の余白 "Spaces of Commoning"から生まれる人と空間のネットワーク 」(横浜・3/26)

この度、横浜国立大学"Y-GSA"では、2014年2月に開催した「Creative Neighborhoods──住環境が新しい社会をつくる」、そして2015年3月に開催したCreative Neighborhoods 2 「都市のインフォーマリティ 変容する社会における住環境の実践 」に続き、その第3弾として国際シンポジウム"Creative Neighborhoods 3"「都市の余白 "Spaces of Commoning"から生まれる人と空間のネットワーク 」を開催します。
本シンポジウムでは、都市の「余白」とも呼び得るようなパブリックでもプライベートでもない中間的な領域に着目し、"Spaces of Commoning"* を通して生まれる人・モノ・情報をつなぐネットワークがいかに都市空間や地域社会を再生していくのか、について、イギリス、ドイツ、日本の先端的な試みを実践する建築家と議論しながら、生活を中心とする都市空間と社会の新たなあり方を模索していきます。
今回イギリスからは、リバプールの住宅エリアの再生プロジェクトで、イギリス現代美術界で名誉のあるターナー賞を2015年に受賞した若手クリエイティブ集団「ASSEMBLE」のメンバーの1人が来日し、 シンポジウムに参加します。「ASSEMBLE」によるレクチャーをはじめとして、今世界中の都市が抱える都市の課題があぶり出され、ローカルな問題をグローバルな視点からもどのように解決していくことができるのか、議論が期待されます。 多くの市民の皆様、他大学の学生の皆様のご参加をお待ちしておりますので、お誘い合わせの上是非ご来場ください。


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横浜国立大学先端科学高等研究院シンポジウム・シリーズ第17回
Creative Neighborhoods 3
「都市の余白 "Spaces of Commoning"から生まれる人と空間のネットワーク」

日時 : 2016年3月26日(土)14:00-19:00
会場 :ヨコハマ創造都市センター(YCC)3階ホール  http://yokohamacc.org/
主催 : 横浜国立大学先端科学高等研究院  横浜国立大学大学院都市イノベーション研究院
企画:横浜国立大学大学院都市イノベーション研究院Y-GSA
参加費無料 日英同時通訳付  ※当日先着順でのご入場となります(150名)
問い合わせ先:Y-GSAオフィス 045-339-4071
E-mail:ygsa@ynu.ac.jp
Web:http://www.y-gsa.jp/
詳細HP:http://www.y-gsa.jp/news/2016326creative-neighborhoods-3-spaces-of-commoning.html

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シンポジウム概要

PART1:
「現代における社会リスクとSpaces of Commoning」14:05-15:40
「次世代居住都市」研究ユニットの目指すこと
1-1::「次世代居住都市」研究 toCreative Neighborhoods_発表:寺田真理子
1-2:東京とリオ・デ・ジャネイロの比較分析_発表:連勇太朗
2:基調講演1_「コモンズの歴史的存在と現代における意味」_講師:北山 恒
3:基調講演2_Performative Neighborhoods - Reassembling Collectives Through Building Practices_講師:Rainer Hehl

PART2:
Spaces of Commoningと地域を再生する新しい実践 15:50-18:45
- Case Study 1:"Building Together"_講師:Amica Dall/ ASSEMBLE
- Case Study 2: 「地域社会圏低層高密度タイプ、食堂付きアパート、小さな経済の住宅群」_講師:仲俊治
- Case Study 3 : 「地域をネットワーク化するプロジェクト群_講師:辻琢磨
- DISCUSSION : Amica Dall+仲俊治 +辻琢磨+Rainer Hehl_司会:野原卓 コメンテーター:小嶋一浩


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