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特集:201201 2011-2012年の都市・建築・言葉 アンケート<

岡部友彦

●A1

横浜のメンバーと一緒に二度ほど東北を訪れたが、いまだどのように関わっていけば良いかを模索している。
ただ、われわれが何かのアクションを起こすというよりは、地元で活動をしているキーマンのサポートを持続的に行っていくことができればと考えている。

●A2

2011年は、多くのコワーキングスペースが誕生したことが印象深い。これは、2011年以前から海外で起こっていた流れであり、最も代表的なのが、イギリスを発祥とするthe hubである。現在5大陸、26都市に拠点が存在しており各拠点で会員になったメンバーは他の拠点に出張などで出向いた際にその拠点を使うことができるし、グローバルな交流を促進するハブになっている。そもそもの発端は、Social enterprise と呼ばれる社会や地域をビジネスを通じて改善・活性化していこうとする人達をサポートする拠点として誕生し、シェアオフィス機能、ネットワーキング機能、インキュベーティング機能などを兼ね備えたスペースとなっている。
既存の働き方とは異なった新しい働き方が必要になってきていること、また働き方=working lifeだけではなく、分野や職種などの再構成なども行われていくのではないかと期待を寄せている。
二子玉川の"カタリストBA"や横浜の"massxmass関内フューチャーセンター"などが昨年誕生。
the hub

関内フューチャーセンター

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