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特集:201201 2011-2012年の都市・建築・言葉 アンケート<

牧紀男

●A1
3.11で何が変わったのか、変わるべきか、という事を考えていたが、言葉として上手く表現できなかった。先日、塚本由晴さんと一緒のシンポジウムに出て、塚本さんのコメントからようやく言語化できるようになった。3.11を経て、目指すべき社会の姿は、「さまざまなこと、意思決定を専門家にゆだねてきた社会からの脱却」である。これは建築をつくるということ、災害に備えるということ全てについてである。

●A2
やはり、3.11です。原子力発電所の被害に加えて、被災地でバラックが建たないこと。

牧紀男『災害の住宅誌──人々の移動とすまい』 (鹿島出版会、2011)


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