パリ、近代建築の時代 PARIS
IGARASHI Taro Photo Archives 47


B・エルクーケン《ステュディオ・ラスパイユ》
Bruno Elkouken, Immeuble Studio Raspail, 1932
216, bd. Raspail, Paris 14e, France
ポーランド出身のフランス人建築家ブルーノ・エルクーケンがラスパイユ通りに面してつくった集合住宅。二つの矩形のボー・ウィンドウでファサードが特徴付けられるが、エントランス部は角が丸められ柔らかい印象を持つ。1階には178席の小さな映画館もあった。1920年からパリで活躍していたエルクーケンは、ユダヤ人であったため37年にアメリカへと逃れる。

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