F・ル・クール《ベルジェール通りの郵便局》《ベルジェール=トリュデーヌ電話局》
François Le Cœur, Bureau de poste, 1919-1921, Central téléphonique "Bergère-Trudaine", 1914
12, rue Bergeère, Paris 9e, 15-17, rue du Faubourg Poissonnieère, Paris 9e, France
ル・クールは《ベルジェール=トリュデーヌ電話局》を、レンガと鉄筋セメント(ciment arm_)によって建てた。簡素な表現と乱暴な構成が「ミュンヘン風」と揶揄されるなど、当時スキャンダルを引き起こしたが、実際ル・クールは、ディテールや外装の質に気を払う、当時フランスにあまり知られていないドイツやオーストリアの建築文化のなかに位置づけられるような建築家であった。
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