パリ、近代建築の時代 PARIS
IGARASHI Taro Photo Archives 47


A&G・ペレ/F・エンヌビック、A・ビゴ《フランクリン街の集合住宅》
Auguste et Gustave Perret / François Hennebique, Alexandre Bigot, Immeuble, 1904
25bis, rue Benjamin Franklin, Paris 16e, France
F・エンヌビックとの協働によってつくられた。柱梁式の鉄筋コンクリート造は、各部屋の間仕切りを自由にし、また大きな開口部を可能にもした。当時、鉄筋コンクリート造は先進的な技術であったが、打ち放しのコンクリートは考えられない時代であった。A・ビゴのような陶芸家が活躍するのは、鉄筋コンクリートの無味乾燥とした表面を隠すことが、当然に考えられていたからでもある。

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Photo Archives 3 パリ[2] オーギュスト・ペレ+アンリ・ヴァンド・ヴェルド《シャンゼリゼ劇場》

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