パリ、近代建築の時代 PARIS
IGARASHI Taro Photo Archives 47


F・エンヌビック《エンヌビック自邸》
François Hennebique, Maison Hennebique, 1903
1, av. du Lycée Lakanal, Bourg-la-Reine, France
最も初期の鉄筋コンクリート造建築のひとつ。フランソワ・エンヌビック(1842-1921)は、鉄筋コンクリートのパイオニアの一人であり、せん断補強筋を発明し、実業家としても鉄筋コンクリートを世界40カ国以上に普及させた。エンヌビックは1900年、パリ市内に最初の鉄筋コンクリート造の建物を建てる(1900, 1 rue de Danton, Paris 6e Paris)。その後、パリの南の郊外ブール・ラ・レーヌに、彼と巨大な家族のための邸宅を完成させそこに住み、パリ市内の建物を彼のオフィスとした。《エンヌビック自邸》は当時の鉄筋コンクリートの新しい可能性が追求されており、1972年にフランスの歴史的建造物に指定された。

外観

PREVIOUSNEXT
Photo Archivesのトップページへ戻る 10┼1 web siteのトップページへ戻る